歯科用のレントゲン・CT撮影は安全!!
投稿日:2022年9月22日
カテゴリ:スタッフブログ
レントゲンやCTは、むし歯の発見や顎骨状態の確認、親知らずの位置の把握のために必要で歯科治療で欠かすことのできないものです。
多くの方が歯科治療でレントゲン・CT撮影の経験があり、撮影時の被ばく量が心配と感じた事があるかもしれません。
本日はレントゲン・CT撮影時の被ばく量についてお話したいと思います。
私たちは日常生活でも「自然放射線」を浴び被ばくしています。
健康被害がある被ばく量は100シーベルト以上ですが、日常生活で受ける1人当たりの自然放射線量の日本平均は、年間1.5ミリシーベルトです。
それ以外にも私達は飲食物からも、放射線を摂取しています。
お水(1日2リットル.1か月飲んだ時)...0.01ミリシーベルト
牛乳(1日200㏄.1か月飲んだ時)...0.04ミリシーベルト
ほうれん草(1日50g.1か月食べた時)...0.07ミリシーベルト
では歯科用のレントゲン・CTはというと、歯科用のレントゲン・CT撮影時の被ばく量は
・部分的な小さいレントゲン...0.01ミリシーベルト
・顎全体の大きなレントゲン...0.03ミリシーベルト
・CT・・・0.1ミリシーベルト
と言われているため、非常に少ない値です。
この値は妊娠中の方が受けても胎児に影響ないとされている100ミリシーベルトよりも低いです。(赤ちゃんへの影響が心配な場合は主治医に伝え、撮影はお控えください)
医科用のレントゲン・CTは
胸部のレントゲン...0.05ミリシーベルト
医科用CT...6.9ミリシーベルト
ですので、比べてみると歯科用のレントゲン・CT撮影時の被ばく量が低く、安心して撮影できることがお分かりいただけるはずです。
さいたま市中央区 伊藤歯科医院ではデジタルレントゲンを使用し被ばく量も抑え、さらに撮影時には防護用の重たいエプロンを着用していただき、より安全に配慮しております。
正確な診断のために安心してレントゲン・CT撮影を行い、質の高い治療を受けにぜひ伊藤歯科医院へお越しください。
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