乳歯の治療は必要?
投稿日:2021年2月20日
カテゴリ:スタッフブログ
当院にもおかげさまでお子様の患者様が多くいらっしゃいます。
そこでよく聞かれるのが、
「乳歯は生え変わるけど、小さい虫歯も治した方がいいですか?」
という質問です。
確かに生え変わるので、直接永久歯に影響がないように思われがちですが、
生え変わりが始まってから終わるまでは何年もかかるので、
お口の中に乳歯と永久歯が同時に生えてる時期はとても長いので注意が必要です。
一番奥に6歳臼歯が乳歯が抜けることなく生えてくるのを始めに
だいたい5,6歳前後で前歯の方から生え変わりますが
そこから上下左右1年に1本ずつくらいのペースで生え変わるため
奥の乳歯は9~10歳くらいまで使うことになります。
さらに、生えてきたばかりの未熟な永久歯は虫歯になりやすく、
乳歯と同様、虫歯もあっという間に進んでしまうことが多いのです。
永久歯に虫歯ができることは最優先で気を付けたいですし、
乳歯とはいえ、適正な時期よりも早く失ってしまうと歯並びに影響が出てくることもあり、
これを治すには矯正治療しか方法がありません。
このように永久歯の大切さは、もう皆さまご存じだと思いますので、
子供のころからのケアがいかに大事かをお伝えできればと思います。
当院では、子供でもレントゲンも活用して大人と同じように細心の注意を払って診察しております。
さいたま市で小児の歯科検診を考えられてる方は、ぜひ伊藤歯科医院まで
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