誤嚥性肺炎について
投稿日:2022年8月25日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。今日は誤嚥性肺炎についてお話しします。 嚥下(物を飲み込むこと)機能が低下すると、本来食道に送られるはずの食べ物や唾液などが気管に入ってしまいます。これを誤嚥といいます。 誤嚥性肺炎は、口腔内の細菌が食べ物や唾液などと一緒に誤嚥され、気管や肺に入ることで起こる肺炎です。健康な方であれば気管に物が入ってしまったら咳をして外に出そうとしますが、嚥下機能が低下していることで咳反射が起こらなかったり、咳をしても完全に外に出せないことがあります。その結果、誤嚥性肺炎になってしまいます。 嚥下機能が低下した高齢者、寝たきりの方、脳血管障害の後遺症、パーキンソン病患者に起こりやすいです。 高齢者の死因の上位に肺炎がありますが、そのうちの多くが誤嚥性肺炎で亡くなっています。 口腔ケア・義歯の清掃を行い、口腔内の細菌を減らすことがとても重要になります。その他、食事の姿勢を気をつけたり、嚥下訓練などをすることで誤嚥性肺炎を予防することができます。 誤嚥性肺炎の予防 定期健診 さいたま市中央区ご希望の方は伊藤歯科医院までお越しください。
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