ブラキシズム(歯ぎしり)について
投稿日:2020年4月16日
カテゴリ:スタッフブログ
皆さんの中に「寝てるときに歯ぎしりしてる」といわれたことがある方はいませんか?
歯ぎしりならば、人によってはすごい音がするので気づかれることもありますが、
食いしばったり、かみしめたりする方だと周りの方に気づかれない方も多くいらっしゃいます。
もちろん自分自身は寝ている間に、無意識にやっていることなので気づくことも、
やめることもできません。
これらをまとめてブラキシズムといいます。
今回はこのブラキシズムについてお伝えします。
食事中のように普通に噛むのと、ブラキシズムはどのように違うかというと、
ブラキシズムの噛む力は普通に噛むときの最大約6倍にもなります。
接触している時間も食事では15~20分/日に対し、ブラキシズムは2~162分/日と長くなりがちで、
さらに寝ている間にやっているため痛みなどで保護するような反射が起きません。
ここまで聞くと、いかにおそろしいことが寝ている間に起きているかお判りいただけたかと思います
ブラキシズムのような異常な(過度な)力が加われば、もちろん多くの影響がでてきます。
詳しい影響はまた改めてお伝えできればと思いますが、
まずはどうすればいいのかを、皆さん気になるかと思います。
はじめにお話ししたように、意識してやめることはできませんし、
歳をとったらやらなくなるというものでもありません。
できることは、寝るときにマウスピースをして保護することだけなのです。
このマウスピースは歯科医院で作るものになりますので、
自覚がある方、人に言われた方は歯科医院で専門家に確認していただくことをおすすめします。
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