歯周病の人のための食生活について
投稿日:2024年6月14日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、歯周病の人のための食生活についてです。
歯周病とは、細菌の感染によって歯ぐきが赤く腫れたり、歯が抜け落ちたりする病気です。
原因としては、歯磨きが不十分であることや歯と歯茎の間に“歯垢”がたまることが挙げられます。
歯周病を悪化させる要因として、糖尿病・高血圧などの病気、不規則な生活、歯ぎしり、喫煙、ストレスなどが挙げられます。
今回は不規則な生活の中にある食生活について気をつけることをお話ししていきます。
ー食事で気をつけることー
①主食・主菜・副菜のそろった食事
・主食はエネルギー源となるものです。
米、パン、麺など、炭水化物を主成分とするエネルギー源となるものです。1日のエネルギー摂取量の約50~60%は主食で摂ります。
必要量は、性別や活動量などで変化しますので注意しましょう。
・主菜は体をつくるもとになるものです。
魚、肉、大豆製品、卵など、主にタンパク質や脂質の供給源で、筋肉や血液など体を作る材料になるものです。1回の食事でそろえる主菜は1~2品。
摂りすぎると肥満や脂質の代謝異常などの原因になるため、自分に合わせた適切な量を把握しましょう。
・副菜は体の調子を整えるものです
野菜、きのこ、海藻類などを使った料理で、体の調子を整えるビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源です。野菜、きのこ、海藻類は、1回の食事につき2品以上取り入れ、1日350g以上食べることが推奨されています。
②抗酸化作用のあるビタミンC・E・カロテンの豊富な野菜や果物を摂取
ビタミンCを多く含んだ食材→ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、レモン、キウイフルーツ、ゆず ビタミンEを多く含んだ食材→卵、大豆、ナッツ類、油脂類 カロテンを多く含んだ食材→にんじん、ほうれん草、かぼちゃ この食材を使った主菜・副菜を作るのが良いでしょう。
③歯や骨の材料になるカルシウム・マグネシウムをとる
カルシウムは、骨や歯を丈夫にする働きがある身体にとって重要なミネラルのひとつです。 カルシウム不足になるとカラダに不調が起きたり、骨粗しょう症のリスクが高まったりするので、毎日の食事で上手に摂取することが大切です。
食生活に注意して毎日の献立をたててみて下さい。
さいたま市中央区、歯周病、食生活で何か気になることがございましたらご連絡お待ちしております。
■ 他の記事を読む■