歯医者さんの型どりは何でできてるの?
投稿日:2020年2月14日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは
今日は歯医者さんの型どりの材料についてお話しします。
歯医者さんで歯の治療をするときに、ピンク色の柔らかい粘土のようなものを口に入れられて
「おぇっ(>o<)」となった(なりそうになった)経験はありませんか?
歯医者さんでは、むし歯や歯が抜けてなくなってしまった後に、つめものや入れ歯を作るのですが、それらを歯科技工士さんが作るのに、歯の模型が必要となります。
その模型を作るのに、歯型をとるのです。その歯型をとるのに使われるのがピンク色の柔らかい粘土のようなものなのです。
心の中で、「なんだかよく分からない気持ち悪いやつ」と思われる方も多いと思います。
その材料は、実は意外なものから作られているのです!!
ピンク色の粘土の正式名称は「歯科用アルギン酸塩印象材」(しかようあるぎんさんえんいんしょうざい)と言います。
なんだか聞きなれない、小難しい、酸て名前につくからお口に入れて大丈夫なの?と疑問に思いますよね。
このアルギン酸というものはワカメやナガコンブなどの褐藻類から得られる粘りの強い
酸性多糖類で食物繊維の一種です。なんと海藻の成分からできているのです。
ピンクの粘土は、海藻からアルギン酸を抽出し、精製したあとにナトリウムで中和して作られるのです。
アルギン酸は型どりの材料以外にも、食品にも使われているのでお口に入れても安全なのです!!
伊藤歯科医院では、安心安全な歯科材料を使用しております。
型取りの材料以外にも、歯医者さんで使う材料が気になっている与野本町にお住まいの方は、是非伊藤歯科医院にお気軽にお越しください。
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