叢生部位のリスク
投稿日:2022年7月26日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは
今回は歯の叢生部位のリスクと磨き方についてお話します。
叢生とは、歯が生える向きや位置が本来あるべき歯列からずれてしまっている状態です。セルフケアが行き届きにくいためむし歯や歯周病になりやすく、再発を繰り返すリスクも非常に高い部位です。
叢生の特徴は細菌がたまりやすいことです。
次のような箇所で特に細菌が付着しやすくなります。
・噛み合わせが悪い臼歯部
上下の歯がきちんと噛み合っていると、噛む面が擦り合わさることで細菌が洗い流されます。ところが噛み合わせが不十分だとこの自浄作用が働きにくくなるのです。臼歯部は噛む面が広く、特に細菌が溜まりやすいため注意が必要です。
・転位
歯が重なり合っている箇所は、唾液による自浄作用が働きづらくなるのが特徴です。そのため、通常の歯より歯石や着色も付きやすくなります。
・高位歯、低位歯
本来ある歯並びのラインから外れている箇所は歯ブラシが届きにくいところになります。平行に歯ブラシを当てているだけでは十分な清掃ができず、慢性的に磨き残しが発生しやすくなります。
叢生部位を磨く最適な道具
細やかな隙間やくぼみが磨けるワンタフトブラシがおすすめです。毛束の太さや形、ネックの向き、角度に違いがあるのでお口の中に合うものを歯科衛生士から処方致します。フロスも合わせて活用することもお忘れなく!!
さいたま市南与野で歯並び、叢生にお悩みの方は伊藤歯科医院にお越しください。
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