歯に白い斑点?白濁とは
投稿日:2020年9月1日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!8月ももう終わりに近づいてきましたがまだまだ暑いですね。マスクをしているので暑さ対策もしっかりとしていきましょう!
今日は、歯にできてしまった白い斑点についてお話しさせていただきたいと思います! 歯の表面に白い斑点とはどんなものでしょうか?歯の表面が白く濁っている、これを白濁と言います。白濁とは初期の虫歯の状態です。
食事をすることで虫歯菌が糖を食べ、酸を作りだし歯の表面(エナメル質)が酸性になります。そしてエナメル質にあるカルシウムが少なくなることで脱灰という初期の虫歯になり、歯の表面が白く濁ってしまいます。白濁は歯の表面が脱灰しているサインです。白濁しているところの歯質は脱灰しているため他のところよりも弱い状態になっています。この状態が長く続くことで虫歯が進行してしまいます。ですが再石灰化を促すことができれば白濁を薄くすることができます。再石灰化とは唾液などによって歯の表面を酸性から元の状態に戻すことで虫歯の進行を抑制します。
再石灰化を促すものが唾液以外にも、MIペーストというものがあります。牛乳由来のペーストでカルシウムやリンを多く含むため再石灰化を促す効果があります。しかし、長期的に使用する必要があったり、効果があまり出なかったりすることもあります。効果が出るかは使ってみないと分からないので一度試してみることをお勧めします!
また、定期的なメンテナンスもお勧めします。当医院では3ヶ月に1回のメンテナンスをお勧めしています。歯科衛生士によるお口の中のお掃除や患者様にあったブラッシング指導、定期的に虫歯のチェックをすることで虫歯の早期発見・即時処置をすることができます!
■ 他の記事を読む■