宇宙飛行士はむし歯がない? そのⅡ|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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宇宙飛行士はむし歯がない? そのⅡ

投稿日:2020年10月24日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは。前回に引き続き今回も宇宙飛行士と虫歯についていくつか述べていきたいと思います。

 まずは虫歯が宇宙空間に存在するとどうなっていくのか、宇宙ステーション外で活動をする時ですが、当たり前ですが宇宙服を着て仕事を行います。その際宇宙服の中の気圧は約0.3気圧に減圧されています。
もし虫歯が存在し、虫歯が進行して歯に空洞(齲窩)が形成されていると、周囲の減圧に従って空洞(齲窩)の中の空気が膨張してしまい、歯を内側から圧迫し、痛みが生じる場合があります。

また宇宙ステーション外で活動を終了して1気圧の船内に戻ると、虫歯でできた空洞(齲窩)の中はまだ約0.3気圧に減圧されているため、虫歯が押し込められるような痛みが生じる場合があります。

このように圧力差が異なる環境で作業をするとき、歯の圧力と虫歯ができている個所(齲窩)の圧力は違います。その差で痛みを引き起こすことがあるため、宇宙飛行士は虫歯があってはいけないのです。

 虫歯についてお悩みの方はさいたま市与野の伊藤歯科医院までご連絡ください

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