糖尿病コントロール②
投稿日:2022年4月7日
カテゴリ:スタッフブログ
口腔内ととても関係の深い糖尿病のコントロールについて続きのお話です。
糖尿病は歯周病と同じ完治しない病気です。
しっかりコントロールし管理し、うまく付き合っていくことが大切です。
まずはめに、血糖値とは…
インスリンは膵臓で作られる血糖値を下げるホルモンです。インスリンが筋肉などに糖分を送り込むことで、人体は血管に流れ込んだ糖分をエネルギーとして利用したり、予備に蓄えたりできるようになります。一方、インスリンのはたらきが悪かったり、分泌物が足りなかったりすると、運ばれなかった糖分が血管に残ったままになってしまいます。長期的血管に残留した糖分は毒性を発揮するようになります。この血管内の糖分の量が血糖値です。
血糖値が高いとさまざまな合併症を引き起こしてしまいます。
・腎症
・神経障害
・大血管症
・感染症
・がん
糖尿病の治療ではじめに運動指導と栄養指導があります。
運動の必要性としては、運動することにより脂肪細胞と筋肉を刺激し、脂肪細胞が減りインスリンの効きが良くなるためです。継続的に行うことで血糖値が低下しやすい体質になり、HbA1cを低下させることにもなります。
ご自身のお身体の為に、口腔内の為にも糖尿病のコントロールの必要性を改めて感じていただきたいです。
※糖尿病の方は必ず歯科医院来院時にお伝えお願いします。
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