歯ぎしり、食いしばりは放置しないで!!
投稿日:2024年5月20日
カテゴリ:スタッフブログ
いつも伊藤歯科医院のブログを見てくださりありがとうございます。
皆さんは歯ぎしりや食いしばりがもたらす体への影響をご存知ですか?
歯が擦り減ってしまうだけでなく、過剰な力によって歯と歯肉の境目が欠けてしまいうと冷たい物が染みる知覚過敏の症状が現れること、咬筋が硬くなってしまいエラが張ってしまう、頭痛、肩こりにも関係してきます。セラミックの詰め物を入れている方ですと破損の原因にも為りかねません。日中はご自身で意識できれば改善できそうですが、寝ている時に起こると防ぐことが難しくなります。
そこで今回のテーマは無自覚の歯ぎしりや食いしばりから歯を守る為の「マウスピース」についてお話したいと思います。今回お話しするマウスピースは基本的には就寝時に使うものになります。マウスピースの効果は歯に加わる力を分散させる事ができ、歯や詰め物が欠ける、擦り減ってしまうことを防ぐことができます。また、顎関節症の改善や筋肉の緊張を解消する効果もあります。
種類はソフトタイプとハードタイプと2種類あります。
ソフトタイプはビニール樹脂の柔らかい素材ですので違和感は少ないものの、すぐに擦り減ってしまい、穴が空いてしまうことがあります。その為、歯ぎしりや顎関節症の方のためではなく、咬耗の予防のために使用するケースが多いです。
一方ハードタイプはレジン素材で作成します。樹脂と比べると硬く、頑丈なため無意識に歯が噛みあった際にかかる力を軽減する効果があります。慣れるまでは多少違和感は生じるものの歯ぎしりによる歯の擦り減りの改善の効果は高いと言われています。厚みは1ミリ又は2ミリでお作りしています。現在の症状の具合から担当医と相談して決める事ができます。基本的には伊藤歯科では2ミリハードタイプを推奨しています。
マウスピースは保険適応になるので3割負担の方で費用は約3,000~5,000円程度です。ご自身の歯型に合わせて作成しますので違和感も少なくしっかりと適合するのが特徴です。これまで市販のマウスピースを試されていたという方、買ったけど合わなくて使わなくなってしまったという方にぜひ試して頂きたいです。
歯ぎしり、食いしばりに自覚があり現在マウスピース作成にご興味のある方、
自覚はないけれど気なっている方、ぜひ一度伊藤歯科医院にご相談ください。
「マウスピース」を使って「お口の(mouth)平和(peace)」を保ちましょう!!
(※本来はmouth piece)
さいたま市 中央区 歯ぎしり マウスピース
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