歯ぐきからの出血③
投稿日:2022年4月25日
カテゴリ:スタッフブログ
歯ぐきからの出血として、むし歯、咬み合わせや詰め物とお話ししましたが、3つめの原因を
ご説明します。
歯肉炎や歯周病などの歯ぐきの病気で、歯ぐきが炎症を起こしていてることが出血の原因になります。
歯磨きがしっかりと行われていない場合、歯垢が歯周ポケットの中にたまり、炎症がおこると歯磨きなどの刺激を加えられることで歯ぐきからの出血がおこります。
その他に、歯ぐきの炎症は糖尿病や白血病、更年期、飲んでいるお薬などで起こることもあります。
歯肉炎の段階であれば、ブラッシング指導を受けてご自身のブラッシングで改善されていく事もありますが、歯周病の場合は歯科医院での治療が必要なことが多くなります。
まず、歯周病の検査を行ない、進行度を診た上でどのような治療をしていくかを確認する必要があります。歯周病の検査は歯周ポケットの測定・レントゲン撮影などです。
初期の歯周病のうちは自覚症状がなく、気づかない方が多くいらっしゃいます。そのまま進行してしまい、歯を支えている骨が減ってしまったり歯ぐきが下がってしまってからでは、歯を失うことになってしまう原因になります。
少しでも歯ぐきからの出血が見られたら、歯科医院を受診されることをお勧めいたします。
歯ぐきからの出血でお困りの方はさいたま市中央区の伊藤歯科医院へお越しください。
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