洗口液の効果的な使用のタイミング
投稿日:2021年12月25日
カテゴリ:スタッフブログ
洗口液とは、バイオフィルムの付着抑制や歯肉炎の予防効果を目的とするものです。
フッ素が含まれるものと、含まれないものがあります。
今回はフッ素が含まれない洗口液の使用のタイミングについてお話しします。
歯磨きの時にフッ素入りの歯磨剤を使用する、歯磨き後口腔内に歯磨剤に含まれるフッ素が残るように少量のお水でうがいをする、これが今の予防歯科のグローバルスタンダードです。
歯磨き後すぐに洗口液を使用すると、歯磨剤に含まれるフッ素の効果を弱めてしまいます。
では、いつ洗口液を使えばいいのでしょうか。
歯磨き後1時間後か2時間後か……しっかしとした決まりはありません。
2019年に出版されたガイドブックには「少なくとも5分、出来れば4時間以内」と示されています。
この様な曖昧な回答しか出来ませんが、就寝前の洗口が効果的であるという報告もあります。
日中の洗口と比較して就寝前の洗口の方が、唾液中の生菌数が少なくその後の効果は12時間持続していたとされています。
様々な意見がありますが洗口液の使用は、歯磨き後しばらくしてから、就寝前がおすすめです。
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