子どもの歯ぎしり・悪習癖
投稿日:2020年2月3日
カテゴリ:スタッフブログ
子供が寝ている間にぎりぎりと歯ぎしりをしている…
たまに起きているときでさえ、前歯をこすり合わせている…
お母さんからそんな心配の声を聞くことがあります。
でも、子供の歯ぎしりは、それほど珍しいものではありません。
<乳幼児>
赤ちゃんの時、上下の前歯が生え始めると、歯ぎしりが起こることがあります。
これは生えたての歯が気になったり、顎の位置を決めようとしていたり、その他の成長の過程での準備だと言われています。
したがって、赤ちゃんの歯ぎしりは時期がくれば自然となくなることがほとんどなので、無理にやめさせようとせず、見守りましょう。
<児童・学童期>
一方、3~12歳くらいまでの歯ぎしりは
・あごがどんどん成長し、永久歯の生え変わり時期である
・寝ているときに体を動かすのと同じように顎を動かしている
・歯ぎしりが癖になってしまっている
・心配事がある
など、原因はいろいろ考えられます。
乳歯は永久歯に比べやわらかいので、すり減り方も早いのですが、筋肉や顎関節には柔軟性があり、症状が出ることは少ないと思われます。
しかし、大人と同じで、詰め物が外れやすかったり、すり減りすぎた歯は欠けたりすることもあります。
また、あまりにも極度の歯ぎしりは、咬み合わせにも問題があったり、顎に影響が出たりすることもあるので、そうした場合には歯科医院に相談しましょう。
その他にも、指しゃぶりや口呼吸、口唇を噛む癖、弄舌癖(舌を歯の間に入れたりする癖)などは、不正な歯並びや噛み合わせを生み出す原因となるので、注意しましょう。
これらの癖などが気になりましたら、さいたま市中央区の伊藤歯科医院までご連絡ください!
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