インプラント治療に関係する全身疾患て何|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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インプラント治療に関係する全身疾患て何

投稿日:2024年5月27日

カテゴリ:スタッフブログ

いつも、伊藤歯科医院のブログをご覧頂きありがとうございます。今日はインプラント治療を行う際に問題になってくる全身疾患についてお話しさせて頂きます。
インプラント治療は観血的処置を歯科治療ですが、全身疾患のいくつかは観血的処置前後にトラブルのリスクファクターになりえます。
では、順番にお話しさせて頂きます。
①高血圧
高血圧は主に生活習慣やストレスが原因となります。当院では、インプラント治療の前のお口のお掃除の際、また、術中はもちろん経時的な血圧の変化を必ず自動血圧計で測定しております。また、緊張も血圧を上昇させることもおおくあります。痛みへの不安を和らげることにより、血圧上昇をおさえる静脈内鎮静という方法も当院では行っております。
②心疾患
心疾患のうち虚血性心疾患が最もおおく患者数は約80万人と言われております。心疾患とは心臓の冠動脈の筋肉にさんそを送る機能が血管の狭窄などにより一時的に虚血状態になる疾患が
狭心症、心筋が壊死したいまあ疾患が心筋梗塞です。心筋梗塞の既往がある場合は6ヶ月は観血的処置を行うことができません。また、虚血性心疾患の方はこう血栓薬を服用されている方が多く術中、術後の異常出血に注意が必要です。
③糖尿病
糖尿病がインプラント治療のリスクファクターてあることは多く報告されています。糖尿病では、微小血管障害および免疫機能障害による易感染性(感染しやすい状態)と創傷治癒不全(傷が治りにくい状態)が口腔組織に生じる可能性がたかくなります。しかし糖尿病が適正にコントロールされていればインプラント治療は可能であるといわれています。また、術後の感染予防のため術前に抗生物質を飲んでいただくこともございます。
④骨粗鬆症
骨粗鬆症は骨の形成が正常に行われず骨の生成よりも骨吸収が進行してしてしまう疾患で、8割は女性、特に更年期以降に多く発症します。インプラント治療におけるリスクとしては、骨形成不全によりインプラントが骨結合しずらい点と治療後の長期に渡る咬合力に対して維持できないかのうせいがある点です。最も注意したいのが骨粗鬆症の治療薬であるビスフォスフォネート系薬剤などによる骨の壊死です。これは、インプラント埋入などによる外科的侵襲が顎の骨に加えられた際に発症する可能性がございます。
問診票には歯科治療に関係ないと考えずに現在治療中の疾患は全て記入して頂くようお願いいたします。また、お薬手帳をお持ちいただくことにご協力ください。必要が有ればかかりつけの医師に対診書をお渡しして正確に現在のお体の状態を把握して安全にインプラント治療をおこないます。
インプラント治療は与野の伊藤歯科医院にご相談ください。
さいたま市中央区でインプラント治療に興味ある方はぜひお越しください。

 

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