よくかんで唾液がたくさん出るとおこる良いことについて|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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よくかんで唾液がたくさん出るとおこる良いことについて

投稿日:2023年9月1日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

本日も伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日はよくかむことでおこる、良いことについてお話しします。

かむ力は、唾液の量にも大きく影響を与えます。
唾液の一日の分泌量は約1〜1.5リットルもあります。
成分の99%が水分で残りの1%に100種類以上の成分が含まれています。

口に入った食べ物をしっかりと、何回もかむことによって、唾液がたくさん分泌されるようになります。
唾液は、主に耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)で作られています。
この3つは「三大唾液腺(さんだいだえきせん)」と呼ばれています。
最大の唾液腺である耳下腺ではサラサラとした唾液が、舌下腺ではネバネバとした唾液が、そして顎下腺では両方の性質を持つ唾液が作られています。


唾液の役割は、食べ物を飲み込みやすくしたり、消化を助けたりするだけではありません。


免疫力や腸内環境、そうした肌と精神の状態などを改善する働きを持つ、100種類もの物質が、唾液には含まれているのです。
そのため、かむ力を向上させて唾液の分泌を増やせば、胃腸の不調やイライラから、カゼのひきやすさまで、解消できる可能性もあります。


そのほかにも
・消化不良…食事中や食後に発生することが多い、上腹部の痛みや不快感です。
かむ力によって食べ物が小さくすりつぶされると、胃腸にかかる負担が軽減されるのです。


さらによくかむことでアミラーゼを含む唾液の分泌がうながされます。
アミラーゼは、でんぷんを分解して糖にする消化酵素で、胃腸での食べ物の消化吸収を促進します。


・逆流性食道炎…胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流することで、食道に炎症を起こす病気です。かむことで唾液の分泌が促されると、食道の粘膜が保護されます。
・よく噛むことで脳への血流が増えて、働きを活発するために、大人は脳の若さを保ち老化防止することができます。さらに子供は脳が発達すると言われています。


ここまで、かむ力のさまざまな健康効果についてお話ししました。
しかし、私たちが忘れてはならないのは、食べる喜びです。
さまざまな料理を十分に味わえるようになるだけで、楽しみも増えます。

そのためには毎日のメンテナンスをしっかり行い、かめる歯であることが大切です。

定期的なクリーニングや検診を受けて、むし歯や歯周病も早めに対処していきましょう。


そして、豊かな生活ができるように、楽しい食事ができるように一緒に頑張りましょう。

 

お困りの方は、さいたま市中央区 予防歯科 伊藤歯科までご連絡ご相談ください。

 

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