歯の色が変わってきた
投稿日:2020年11月24日
カテゴリ:スタッフブログ
前回歯の色が変わってくる原因がいくつかあることをお伝えしましたので、
今回はもう少し詳しくお伝えできればと思います。
・虫歯
穴が開くほど大きくなれば多くの方は気づかれると思いますが、小さな虫歯で
歯と歯の間や、上の奥歯など見えにくいところの虫歯が進行して
それが透けて黒くみえることがあります。
虫歯は小さいと痛くないですが、どんなに歯ブラシを頑張ろうと治ることはありません。
大きくなればなるほど削る量は増え、歯へのダメージが大きくなりますので
早めに治療するにこしたことはありません。
治療してあったとしても古い詰め物(金属)が溶けて
歯の方にしみこんでしまって黒く見えることもあります。
現在では金属以外にもセラミックなどキレイで長持ちする材料もあります。
・着色
タバコのヤニやワイン、コーヒーなどが有名ですが歯ブラシをしっかりしていても
着色はついてしまいます。ついた着色は歯ブラシでは取れません。
歯医者でクリーニングをすればある程度落とすことができますし、
よりきれいにする器材もありますので、気になる方は聞いてみてください。
・加齢
異常ではありませんので、加齢現象の一つという言い方をさせていただきますが、
歯の一番外側にあるエナメル質も歯ブラシや食事などで少しずつ失われてしまいます。
そのため、内側の茶色い象牙質が透けて見えるようになり、若いころよりも茶色くなってきます。
これに関しては特に何かする必要はありませんが、見た目が気になる方はホワイトニングで
ある程度白くすることができます。
・失活
大きな虫歯や、ぶつけたり欠けたりしたことで歯の神経が死んでしまったり、
もしくは神経をとる治療をした歯は時間経過とともに茶色く変化していきます。
これに関しても茶色(黒)くなることは特に問題ありませんが、見た目が気になる場合は
その歯だけホワイトニングする方法もあります。
簡単に歯の色の変化についてお伝えしてきましたが、前回の終わりにお伝えしたように
ご自身で判別するのは難しく、放置してよくなることはありませんので
少しでも気になる方は早めに専門家に診てもらうことをお勧めします。
さいたま市中央区 歯科検診は、ぜひ伊藤歯科医院までお問い合わせください。
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