電動歯ブラシって実際どうなの!?|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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電動歯ブラシって実際どうなの!?

投稿日:2024年7月5日

カテゴリ:スタッフブログ

「電動歯ブラシを使ってみたい!けど種類が沢山あるし、それぞれどう違うのか。

価格も様々だしどれを買ったらいいかわからない!」という方はいませんか?

 

“電動歯ブラシ”には大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴、おすすめについてお伝えしたいと思います。

 

従来型の電動歯ブラシ

 いわゆる電動歯ブラシといわれているものです。モーターでブラシが動くタイプの歯ブラシで、ブラシが細かく振動しながら回転するものや縦に動くものがあり、毛先が触れたところの汚れを落としてくれます。振動している毛先を歯の表面に当てれば手を動かさなくても汚れが落ちるものもあるので、子どもから高齢者まで幅広く使って頂けます。しかし、歯と歯の間や歯肉溝までは磨けず、細かい部分に歯垢や汚れが残ることもあります。また、高速で振動する為、出血しやすい方は注意が必要かもしれません。

 

 

音波歯ブラシ

 従来の電動歯ブラシに加えて音波振動が加わったタイプです。音波とは振動が空気中に伝わる時にできる波のことで、1秒間に揺れる回数をHz(ヘルツ)という単位で表します。

こちらも電動歯ブラシ同様に手を動かす必要はありませんが、機能を効果的にするためには歯ブラシの当て方がとても重要になります。ある臨床研究の結果によるとBOP(歯周病検査時のポケットからの出血)の改善率は手磨き歯ブラシだと7.7%のところ音波歯ブラシだと68.8%とかなり大きな差がみられました。手磨き歯ブラシとの大きな違いは音波の振動による刺激が歯肉の血流を活性化させる事によって弱っていた歯肉を引き上げる事に効果的という点です。その為、音波歯ブラシは歯周病予防にも特化していると考えられます。

 

超音波歯ブラシ

 音波歯ブラシよりも振動が細かくなっています。周波数の異なる音波と超音波ですが2,0000Hz以上を基準として超音波に分類されます。超音波歯ブラシの周波数は160200万回Hzと、目には見えない速さで細かく動くのが特徴です。歯垢に潜む最近やむし歯の元となる菌の温床まで除去が可能といわれています。しかし、振動がとても弱いので手持ちの歯ブラシの様に手を動かす必要があります。使い方も他の二つに比べて難しく、現在はあまり使われていません、。

 

この中で当院がおススメしているものが音波歯ブラシです。中でもプリニアスマイル(株式会社GC)という音波歯ブラシは日本人の口腔内に合わせた設計がされています。こちらは、1秒間に258Hzの振動で歯を磨くことができます。あまりピンとこないかもしれませんが、つまりは1分間に約31,000回振動するブラシで歯を磨く事が可能なのです!対応している付け替えブラシの数が豊富にあり、様々な口腔内に適応することができます。本体の重量も他の製品に比べて軽く、磨いている感覚は手磨き歯ブラシに最も近いとされています。

 

そして電化製品店やネットショッピングでご購入されるより、歯科医院での購入を推奨します。当院でももちろんご用意させていただいておりまして、ご購入をご希望されている患者様には衛生士の方からお一人お一人に合わせたご使用方法やモードの説明、磨き方のアドバイスをさせていただいております。付け替えブラシのご購入で試し磨きをしていただいてから本体をご購入いただける点もポイントです。

 

ちなみに、、、

3ヶ月に1度の定期健診を受けていただいていて、プロのお掃除をしていてもその時間は1年間で合計120分程度(2時間)。一方、毎日(365日)1日毎食後に約3分間歯を磨いた場合に費やす時間はなんと1年間で合計約3,285分(55時間)になります。

どんなに定期的に歯科医院で歯のクリーニングをしたとしても、ご自身でのセルフケアの時間に勝ることはできません。歯磨きは毎日行うものなので負担がなく継続することができ、さらにより良いものを使うことは口腔内の環境をより整えますので、一度ご自身のお持ちの歯ブラシグッズを見直してみるのもいいかもしれませんね。

 

電動歯ブラシ、定期健診、歯に関してお悩み等ありましたら是非一度、伊藤歯科医院へご相談ください。

 

 

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