舌の正しい位置|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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舌の正しい位置

投稿日:2024年5月17日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさん、こんにちは!

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「舌の正しい位置」についてお伝えさせていただきます。

自分で気付かない唇や舌の癖、ありませんか?普段何気なくやっている癖のせいで歯並びが悪くなる原因になっているかもしれません。

舌の位置、今どこにありますか?(わからない方は唾液をゴックんと飲み込んでみてください)

正しい位置は上のあご(上顎または口蓋)です。

舌全体が上あごに付いた状態が正しい位置です。

では、舌が正しい位置にないとどうなるでしょうか。

舌は筋肉でできているため、舌が歯を押す力は歯列矯正よりも強く、舌の位置が正しくないと「受け口や反対咬合」、「出っ歯」、奥歯で噛んだとき前歯に隙間ができる「開咬」などの歯並びに大きく影響します。

舌が上あごではなく下に落ちている状態だと・・・以下のような影響があります。

・舌の筋力が落ちる

・サ行やタ行などの発音がしにくいことがある

・顎の位置が変わってしまう

・上あごが狭くなり歯並びが悪くなる

・気道が狭くなり口呼吸になり口の中が乾燥する

・睡眠時無呼吸症候群になる可能性がある

といった影響があります。

では、どのようなトレーニングをしたら良いか。

まず1つ目は内科医の今井先生が提唱しているお口の体操、「あいうべ体操」です。

あいうべ体操の手順は

1.のどの奥が見えるくらい口を大きく開けます。「あー」と声を出します

2.前歯が見え、ほほの筋肉が上がるくらい口を大きく横に開き「いー」と声を出します

3.口を前に突きだすように「うー」と声を出します

4.思いきり舌を「ベー」と突き出して下に伸ばします

この1~41セットとして130セット(朝昼晩10セットずつ)を目安にします。

声は出しても出さなくても大丈夫です。​運動なので、できるだけお口を大きく動かしましょう。

顎が痛む方は無理せず「いー」と「うー」だけでも最初は十分です。

2つ目はMFTと呼ばれる口腔筋機能療法です。口周りの筋肉をバランスよく整える療法です。

その中でも比較的、簡単に出来るトレーニングが「ポッピング」というものです。

お口を開け、舌全体を上あごに吸い上げます。舌を下に滑らせながらおろしてポンッと鳴らします。

これを10回くらい繰り返しましょう。

正しい舌の位置になると、首から上の多くの筋肉も同時に鍛えられるので顔の筋肉もリフトアップ効果が期待されます。歯並びが悪く歯列矯正をしても舌が正しい位置にないと歯並びも戻ってしまいます。

日頃から舌の位置を意識して生活してみましょう。

歯の悩み 与野本町 伊藤歯科医院まで

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