指しゃぶりはどのような影響を与えるか②|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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指しゃぶりはどのような影響を与えるか②

投稿日:2021年11月13日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは

前回は指しゃぶりが歯並びや噛み合わせに影響する要因のお話をしました。

今回は指しゃぶりをすることでの歯並び、噛み合わせへの具体的な症例をお伝えします。

 

・歯列弓狭窄(V字型歯列、高口蓋)

 長時間指を吸う圧が強いと、ほっぺたの筋肉が奥歯を内側に押すために左右の奥歯の間の距離が短くなり、歯列の幅が狭くなります。その上、上の前歯を前へ押す力が加わると、U字型の歯列がV字型に変形します。そして口蓋の窪みが深くなり、高口蓋になります。

・開咬

 指の腹面と背面が支点となり上下の前歯を下に押してしまうため、上下の前歯の間に隙間ができ開咬となります。奥歯で噛んでいるにも関わらず、前歯が上下で接触しないために、前歯で噛み切ることができない状態です。

・反対咬合

 人差し指や中指を1本または2本の指で上下前歯に引っ掛けて指を吸うと、下の顎全体が前に押され、下の前歯は唇側に傾き反対咬合になります。

 

・上顎前突

 親指腹部を上に向けて吸うパターンが最も多くみられます。親指の腹を吸うことで上の前歯が前へ押されてしまいます。

 

指しゃぶりは全てのお子様に歯並び、噛み合わせの影響が出るわけではありませんが、さいたま市南与野でお子様の指しゃぶり歯並びが気になる方は伊藤歯科にお越しください

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