歯科健診のCOってなに?
投稿日:2022年5月12日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
伊藤歯科医院ブログをご覧いただきありがとうございます。
そろそろ学校歯科検診の季節ですね。
みなさんむし歯はありませんでしたか?
またCOと書いてあった方はいませんか?
今回はこのCOについてお話ししていきます。
COというのは、Caris Observasion(カリエスオブザベーション)の略で、すぐに治療する必要はないがむし歯の初期の症状が疑われる歯のことをいい、放置しておくとむし歯になる可能性がありますよ!という警告の歯です。
特徴として白濁・白斑がある。歯の溝が黒く着色している。などが挙げられます。
以前の学校歯科健診ではすでに穴の開いたむし歯を見つけて保護者の方にお知らせしていましたが現在はCOの段階で見つけ、いかに進行させないようにするかが大切になってきています。
ではCOをC(カリエス)=むし歯に進行しないようにするにはどうしたらいいのか。
・毎日の歯磨き
・フッ素の取り込み
・MIペーストを用いる ことが大切になってきます。
MIペーストとは
リンやカルシウムなどのミネラルという成分で歯は出来ています。
お口の中では「脱灰」と「再石灰化」を繰り返していて、唾液の力で
「再石灰化」を促し、溶け出したリンやカルシウムをエナメル質に戻しますがMIペーストはリンやカルシウムを豊富に含むため歯の「再石灰化」を促進する効果があります。
学校歯科検診は診療室より暗く見えづらい中で行います。
なので歯科医院で再度確認し、またむし歯にならないためのお掃除やむし歯の早期発見のためにも定期検診に通うことをおすすめします!
さいたま市南与野で予防歯科をお探しの方はぜひ伊藤歯科医院までお越し下さい。
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