床矯正・矯正治療中のむし歯予防
投稿日:2022年2月10日
カテゴリ:スタッフブログ
上手なハミガキで、矯正中もキレイ!矯正後もキレイ!
矯正治療中はそれまでとは違って、お口の中に装置が入っています。
装置が入ったり、歯が動いたりして、普段よりむし歯や歯肉炎になりやすい状況です。
ハミガキに工夫が必要になったり、使う道具が増えたりしますが、
この時期にしっかり歯のお手入れ方法を覚えて、治療中はもちろん、
治療が終わってからもずっとキレイな状態を保てるようにしましょう。
・むし歯のでき方
口の中では、食べかすがむし歯菌によって「歯垢」にかわり、さらに歯垢の中でむし歯菌が繁殖します。
このむし歯菌が食べ物のなかの「砂糖」などを栄養として「酸」を作ります。(ご飯などの炭水化物などでも「酸」は作られます。)
この酸によって、歯の表面からミネラル成分が溶け出します。
これがむし歯のはじまりです。
・量ではなく回数
ハミガキでむし歯予防は当然ですが、その他にもむし歯になりにくい規則正しい食生活を送ることが大切です。
食べ物を口にして、口の中の酸の濃度が最も上がるのが、食後5分から20分です。
その後、新しい唾液が出ることで徐々に酸の濃度は下がり、唾液によって溶けた歯は元に戻ります。(再石灰化)
ダラダラ食べていると、常に口の中が酸性になってむし歯になりやすくなります。
1日の食事やおやつの回数が多く、歯が酸に溶かされる時間が長くなり、むし歯のリスクが増えてしまいます。
口に入れるものの「量」ではなく「回数」がむし歯になる原因となるのです。
規則正しい食事やおやつをとることで、むし歯予防に努めましょう。
今後、床矯正や矯正時のハミガキについてもご紹介できればと思います。
さいたま市中央区でむし歯予防をご希望の方は、伊藤歯科医院まで!
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