唇が荒れる、、これってヘルペス?
投稿日:2022年12月2日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは! 12月になりすっかり季節も冬ですね! 冬になると乾燥が気になる、、、唇が荒れる、、 という方も多いのではないでしょうか。 でもその荒れはもしかしたら『口唇ヘルペス』かもしれません。 口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスⅠ型への感染が原因です。 感染力がとても強く、症状が出ている間は他人に感染します。 主に人と人との接触で感染するため、感染者の咳やくしゃみなどの飛沫をあびたり、キスなどの直接的な接触をしたり、食器やタオルの共有をすることで感染します。 初感染は小さな傷からウイルスが侵入し脳の神経節に到達したのち、潜伏するので幼少期に感染していて、免疫力が下がった時に発症するということもあります。 なので初感染時は症状がなく、気付かないということも多いようです。 発症するとピリピリ、ムズムズ、チクチクするという違和感程度のものから始まり、徐々に赤みや発疹が現れ、痛みが出たり水ぶくれになったり、口腔内に口内炎の症状が出たりします。 そしてカサブタになり治っていきます。 重症化すると唇がただれたり、高熱が出る場合もあります。 放置していても人によっては10日ほどで症状が治まることがありますが、一度感染すると脳の中でウイルスが潜伏し続けるので、治った!と思っても免疫力が落ちた時にウイルスが活性化し、再発しやすいのです。 口唇ヘルペスの症状は早期に飲み薬や塗り薬で対応することで悪化を防げます。 しかしながら完治が難しいウイルスでもあります。 違和感や痛みで気になり、無意識に触ってしまうと手指にウイルスがつき、そこからあらゆる場所にウイルスを拡げてしまいます。 患部には触らずこまめに手洗いをして清潔な状態を保ちましょう。 そして免疫力が下がらないように十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を心がけましょう。強い紫外線を浴びたり、疲れやストレスを溜めることでも症状が出やすいので注意が必要です。 完治が難しくとも、健康的な生活を心がけることで再発を防ぐことができます。 口唇ヘルペスに感染した可能性が高い時に 歯科医院の予約が重なってしまった! 受診してもいいのかわからない。 というときもありますよね。 症状が悪化し、唇の荒れや水ぶくれがひどいと お口を長時間あけるのが難しかったり、水ぶくれが潰れてしまったりするので、歯科治療が困難な場合もあります。 治療が可能な場合もあるのでまずはお電話でご相談ください!
■ 他の記事を読む■