よく噛んで健康に歯を保つ|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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よく噛んで健康に歯を保つ

投稿日:2025年1月21日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさん、こんにちは!

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はよく噛んで食べることの大切さについてお伝えさせていただきます。

みなさんは食事の際、食べ物を口に入れたら何回噛みますか??なかなか回数を数えながら食事をすることはむずかしいですよね。理想は噛みごたえのある食べ物であれば30回と言われています。

では、なぜよく噛むことがいいのか。。

こんな標語があります。

「ヒミコノハガイーゼ」

日本咀嚼学会ではこの「ヒミコノハガイーゼ」という標語を紹介して噛むことの大切さを伝えています。

ヒ・・・肥満防止。よく噛むことで満腹中枢が刺激されて食べ過ぎ防止につながります。

ミ・・・味覚の発達

コ・・・言葉の発音がはっきりする

ノ・・・脳の発達

ハ・・・歯の病気を防ぐ

ガ・・・ガンの予防

イー・・胃腸の働きを促進させる

ゼ・・・全身の体力向上と全力投球

意識されている方は少ないと思いますが、よく噛むことで、唾液がたくさん出ます。

唾液の役割もたくさんあります。

・洗浄作用 口の中の細菌や食べかすを洗い流します。

・抗菌作用 抗菌作用を持つ成分が細菌の繁殖を抑えて感染を防ぎます。

・緩衝作用 食べ物が口の中に入ると酸性に傾き、その酸が歯の表面を溶かしてむし歯になり始めます。唾液は酸を中和して、むし歯の予防をしています。

・免疫作用 唾液中の免疫グロブリンが細菌に対して様々な防御作用をします。

・歯の再石灰化作用 むし歯になり始めて失われたカルシウムやリンを補い、再び再石灰化させます。

・歯の保護作用 口の中の粘膜を守り、口の乾燥を防いだり、刺激で口の中が傷つくのを防いでいます。

このように、よく噛むことによりたくさん唾液が出て健康を維持することができます。

軟らかい物ばかりをあまり噛まずに食べて生活していると、唾液が正常に分泌されず歯の表面にプラークが溜まりやすくなり、口臭やむし歯、歯周病のリスクが高まります。また、顎の筋肉が鍛えられず顎関節症を発症しやすくなります。そこから、頭痛や首、肩こりなどに発展してしまう恐れがあります。

少し意識をするだけでも健康に繋がります。

歯に関する相談、悩み などございましたら 与野本町 伊藤歯科医院へ

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