子どもの歯が抜けずに大人の歯が出てきた!
投稿日:2024年5月10日
カテゴリ:スタッフブログ
新学期になり、お子様が小学校ご入学をされた方も多いのではないでしょうか?
そんな5~6歳のお子さまを持つ親御様から「子供の歯が抜けずに大人の歯が生えてきてしまった。これって早めに抜いた方が良いですか?」というご質問が多くあります。
今回はこちらの質問に答えていきたいと思います。
大人の歯への生え変わりは早くて4歳頃から始まり、6歳頃から歯が揺れ始める方が多いです。個人差がありますので、まだ生え変わっていないと焦る必要はありません。遅い方だと8歳頃から始まる方もいらっしゃいます。
歯が揺れるのは、大人の歯が子供の歯の下でスタンバイしていて根を吸収していくため揺れていきます。一般的には、下の1番前の歯から子供の歯が揺れ始めて大人の歯へ生え変わっていきます。大人の歯が出てくる前に子どもの歯がスムーズに抜ける場合もありますが、歯の生えて来るスペースがない場合は、内側から出てきてしまうケースも少なくありません。そのまま子どもの歯が抜けていないと歯並びが悪くなってしまったり、うまく清掃が出来ず周りの歯が虫歯になってしまうリスクが高くなります。ですので当院では、大人の歯が出てきていて子どもの歯が抜けていない場合は、子どもの歯を抜くことをお勧めしております。
当院では歯を抜く処置を行なう前にレントゲンを撮って根がどのぐらい吸収しているかを確認します。
レントゲンの確認後、先生の方で確認を行い根がほとんど残っていない場合は表面麻酔にて歯を抜くこともありますが、根が大きく残っている場合は麻酔を行い歯を抜いていきます。
当院で歯を抜く場合は、お子様であっても服薬の確認等も行っています。薬によって休薬しなければいけない場合もあるからです。服薬をしているお子様はお薬手帳もお持ち頂けるとスムーズです。
生え変わりは今後のお子様の歯並びに大きく関わっていきます。定期的に歯科医院を受診することをお勧めします。他にも目視では見つからない過剰歯(余計な歯)や小さいむし歯などの口の中の異変にいち早く気づく場合もあります。他にも定期検診に通われてないお子様より通われているお子様の方が歯医者に恐怖心が無くむし歯が発見された際もスムーズに治療を行なうことが出来ます。
当院では、0歳のお子様から90代のおじいちゃんおばあちゃんまで定期検診に通って頂いております。さいたま市中央区で子供の歯科健診の歯科医院をお探しの方は伊藤歯科医院にお越し下さい。
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