生理的口臭と病的口臭 口臭予防に出来ること|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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生理的口臭と病的口臭 口臭予防に出来ること

投稿日:2023年4月10日

カテゴリ:スタッフブログ

 皆さん、ご自分の口臭に自身はありますか?

少しずつマスクをはず機会が多くなってきた中で、心配される事は歯の色、歯並びという方が多いのではないでしょうか。

しかし歯の色、歯並びと同様に口臭もマナーとして重要です。 マスクを外した口から悪臭がしたら歯の色や歯並びが綺麗でも台無し。 口臭を予防する為に出来ることについてお話ししたいと思います。

 

口臭は

生理的口臭

病的口臭

に分けられます。

 

生理的口臭とは

・起床時口臭

・空腹時口臭

・緊張時口臭

・飲酒、喫煙時の口臭

・食品による口臭

といった健康でも、全ての人に起こりうる生理現象としての臭いです。

唾液には殺菌作用があり、舌が動くなどで唾液腺が刺激され口腔内が潤いますが、就寝時や空腹時は刺激が少なく唾液の分泌量が低下します。

すると、口腔内の細菌が繁殖して口臭の原因になります。

 

副交感神経が優位な時は唾液の分泌が促されますが、緊張・ストレス時は副交感神経の働きが低下し唾液の量が減るために口臭が強くなります。

ニンニクやアルコールを摂取した時は血中に流れる成分のにおいが肺を通って口から出てきたり、タバコを吸うと肺にニコチンやタールがこびりつくので、禁煙しても数年は残り続ける場合が多いです。

 

病的口臭とは 病気によって起こる口臭です。

むし歯や歯周病により、口腔内に口臭の原因となる細菌が繁殖しにおいます。

むし歯菌は歯を溶かし歯に穴をあけ、その穴の中で 細菌が腐敗していき、歯周病菌は歯周ポケット内で大量に繁殖し膿を発生するためににおいます。

この臭いの原因菌は歯科医院でのクリーニングの後に一時的にその数を減らすことは出来ますが、時間がたつとまた増えてきます。 クリーニングで菌の少なくしても、むし歯・歯周病を根本的に治療しなければ繰り返してしまいます。

また、副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭炎、喉頭炎などの炎症があると口臭が発生し、呼吸器系や消化器系の病気によって口臭がおこる場合があります。

鼻やのどの症状でお悩みの方は専門機関への受診が良いでしょう

 

では、口臭予防には何が効果的か

① むし歯、歯周病治療で原因菌を減少させる

② 口腔内が乾燥しないように積極的な水分補給

他にも口臭を抑える食品を積極的に摂るのもいいでしょう

りんご、乳製品、お酢、緑茶が口臭対策になります。

 

まずは歯科医院に受診し口臭の原因を調べて正しい予防と対策を行い、マスクを外しても素敵な口元を目指しましょう。

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