歯の汚れ
今回は歯に付く汚れについて書いていきます。
★プラーク柔らかい汚れ 歯垢
微生物(70~80%)と細胞間基質(20~30%)から構成されています。
細胞間基質…細胞自身が生産し、細胞同士を結合する物質。
プラーク1gあたり約1000億個以上の微生物が生息しています。その微生物叢は唾液の性質(分泌量・免疫能・緩衝能など)やプラークの付着日数、飲食物の嗜好などに多く影響されるので個人差があります。
例えば、砂糖の含む飲食物の摂取が多い場合プラーク中のミュータンス菌(むし歯菌)が優勢となり、むし歯のリスクが高くなると考えられます。
洗口液などでは除去できません!! 歯磨きで除去できます。
砂糖を多く含む飲食物は出来るだけ控え、毎日歯磨きを行う事がむし歯予防には大切です。
歯石
歯石はプラーク中の微生物と細胞間基質が石灰化した無機質性の沈着物で、歯肉の縁上と縁下に分けられます。無機質が約80%であり、カルシウムが主成分です。
歯石の形成には、唾液成分と細菌が関与していて、歯面にプラークが付着してから2~14日頃から石灰化が生じ融合して塊となり歯石になります。
歯石になると歯ブラシでは除去することはできないので、歯科医院での機械的除去が必要です。
歯石が付着すると歯がざらついたり、歯肉が炎症おきたりするので、定期的に歯科医院で定期健診をうけることをお勧めします。
さいたま市与野 定期健診で歯科医院をお探しの方は伊藤歯科医院へ☺
■ 他の記事を読む■