インプラントとブリッジで上顎前歯の咬み合わせを修復した症例
インプラントとブリッジで上顎前歯の咬み合わせを修復した症例
こちらの患者さまは右上1番2番、左上1番2番に連結のかぶせ物が入っていました。
歯周病があることや根が割れており、状態もよくないことから再治療が困難と判断しました。4本のうち数本残せてもブリッジは不可、入れ歯は見栄えが悪いことからインプラントを希望されました。
患者さまと相談し、右上2番左上2番にインプラント埋入後、4本繋げたブリッジにすることになりました。
抜歯~インプラント埋入
患者さまのご希望により静脈内鎮静法を用いて、 局所麻酔下にて右上1番2番、左上1番2番の抜歯を行いました。その後、右上2番と左上2番にインプラントを埋入しました。骨が少ないため人工骨を入れ、骨再生を期待して6ヵ月以上待ちました。その間は仮歯を入れ、食事等注意しながら生活していただきました。
また、この間に他部位のむし歯等の治療もすすめた後、きりが良い所でインプラントの治療に戻りました。
手術後から6ヵ月後 型取り
手術から約6ヵ月後、インプラントのかぶせ物の型取りをおこないました。
治療完了
3週間後、かぶせ物が出来上がりました。適合と見た目を確認した後に装着をしました。
治療完了後のレントゲン
装着後は経過問題なく、見た目も綺麗とのことで満足いただけました。現在はメインテナンスで通院されています。
年齢・性別 | 60代 女性 |
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治療期間 | 8~10ヵ月 |
治療回数 | 3回 |
治療費(税込) | 1,900,000円 |
リスク・注意点 | ・インプラントは定期的にメンテナンスが必要となります。 ・口腔内が不衛生になると、インプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。 ・セラミックのかぶせ物は部分的に強い力がかかると、欠けたり、外れたりすることがあります。 |