割れた詰め物をセラミックインレーで修復した症例
割れた詰め物をセラミックインレーで修復した症例
こちらの患者さまはメンテナンスに移行してから途中来院が途絶えてしまい、久しぶりに来院されました。10年前に入れたセラミックインレーが割れてしまったとのことで再治療を希望されました。
割れたところはセラミックのみであり、歯牙は無事であることを確認できました。
当該歯の神経は残っているので、最初に歯肉にジェルタイプの麻酔(表面麻酔)を塗り、その後注射による麻酔(浸潤麻酔)を行います。
まだ被さっている、割れてしまった残りのセラミックを取り外し、内面の状態(ムシ歯の進行がないか)を確認したうえで形を整えます。
治療部位の型と噛み合う下の型を採り、前後の誤差が出ないよう色見本にて色合いを確認し、技工所へ作成依頼をしました。内面が露出している為この日は仮の詰め物をしました。
セラミックインレーの装着・治療完了
装着時は仮詰めしたところに歯垢等の汚れが付いていることや装着する際接着時に痛みが出やすいのであらかじめ麻酔を行います。
色合いを患者さまに口腔内で確認していただき、無事装着することが出来ました。元のきれいな状態に戻り、大変満足していただきました。
年齢・性別 | 40代 女性 |
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治療期間 | 1ヵ月 |
治療回数 | 2回 |
治療費(税込) | セラミックインレー 66,000円 |
リスク・注意点 | ・部分的に強い力がかかると、欠けたり、外れたりすることがあります。 |