再発したむし歯を除去して保険の詰め物で修復した症例
再発したむし歯を除去して保険の詰め物で修復した症例
こちらの患者さまは、歯科医院に1年振りの来院とのことでした。1ヵ月前から歯磨き時に前歯に痛みが出ていたらしく、歯科治療は中学生のときが最後とのことでした。
初診時の口腔内
口腔内を確認したところ、詰め物の変色とむし歯の再発があり、両隣の歯にもむし歯の進行が確認できました。
歯肉表面に塗る麻酔を行い、麻痺したところに注射による内部の麻酔を行いました。
先ず、古い詰め物を取り除き、進行しているむし歯を除去していきます。次に両側面のむし歯を除去し、検知液(むし歯に反応する液)にてむし歯がないことを確認して形態を整えます。
CR充填・治療完了
全てのむし歯を除去し終えたら防湿し、同じ色合いの材料(CR:歯科用のプラスチック)を充填して光で固めます。
その後、咬み合わせを調整して最後に清掃性をフロスで確認します。
無事痛みも引いたことを確認でき患者さまに満足していただきましたので、今後はメンテナンスでの通院をご提案し治療を終えました。
年齢・性別 | 10代後半 女性 |
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治療期間 | 1日 |
治療回数 | 1回 |
治療費(税込) | 保険CR(コンポジットレジン)保険適用 |
リスク・注意点 | ・部分的に強い力がかかると、欠けたり、外れたりすることがあります。 ・経年によって変色する場合があります。 |