銀歯の虫歯治療後にセラミックで修復した症例
銀歯の虫歯治療後にセラミックインレーで修復した症例
こちらの患者さまは検診希望で来院されました。レントゲンをお撮りして口腔内を確認すると、左下前から数えて5番目の詰め物の下にむし歯の進行を確認しました。
保険のつめ物の除去・虫歯治療の実施
神経のある歯なのでまず麻酔を行います。麻酔の針による痛みを和らげるために塗る麻酔を行った後、針の麻酔を行います。
左下5番目の古い詰め物、むし歯を取り除きます。う蝕検知液(むし歯に感染した歯質を染め出す液)を用いてむし歯が残っていないかを確認します。
むし歯が深かったので一度CR(プラスチックの歯科材料)を充填し、痛みや症状が出ないかを様子をみます。
CRを行う際は唾液が入らないよう防湿を行い患者様の歯の色味と合うよう充填し光で固めます。その後咬み合わせを調整します。
「今まで口を開けた時に銀歯が見えるのが気になっていた、できれば白い詰め物にしたいが、他にも治療が必要だから費用面も心配」とのことでカウンセラーにて詰め物の種類の説明を聞いていただきました。
見た目だけでなくむし歯の再発率の面も考慮し患者様はセラミックインレーを選択されました。
後日来院時、痛みなどの症状が出ていないことを確認しました。神経がある歯なので麻酔を行ってから形態を整えた後、治療部位の型と噛み合う上の型を採り、前後の歯と差が出ないよう色見本にて色合いを確認し、技工所へ作成依頼をしました。内面が露出している為この日は仮の詰め物をしました。
セラミックインレーの装着・治療完了
装着時は仮詰めしたところについている歯垢等の汚れを取り除き、色合いを患者さまに口腔内で確認していただき、咬み合わせを調整し無事装着することが出来ました。
以前は保険の銀歯でしたが今回はセラミックインレーをご選択いただき色味も綺麗で今後、「他の治療箇所も詰め物はセラミックにしたい」「これからは今まで以上にセルフケアを頑張りむし歯予防に努めたい」とご満足いただけました。
年齢・性別 | 40代 女性 |
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治療期間 | 3ヵ月 |
治療回数 | 3回 |
治療費(税込) | セラミックインレー 66,000円 |
リスク・注意点 | ・部分的に強い力がかかると、欠けたり、外れたりすることがあります。 |