お子様の歯が抜けちゃったら・・・
投稿日:2017年7月6日
カテゴリ:スタッフブログ
2017年07月6日
こんにちは!
梅雨も本格的になり伊藤歯科医院の窓からも小学生のカラフルな傘が目につきます。
楽しそうな姿で私たちの目を楽しませてくれます(^-^)
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伊藤歯科医院にも沢山のお子さんが日々来院してくれています。
お子さんの歯について今は予防歯科が中心となり、虫歯治療で来院されるお子さんは少なくなってきています。
そんな歯医者さんでも、たまに診療室から元気な泣き声が聞こえてくることもあります。
乳歯が永久歯に生え変わるときに、歯医者さんがお手伝い(麻酔をして乳歯を抜きます)するときなのです!
普段、歯を抜くことは歯医者さんの先生も残念な気持ちでいっぱいですが、お子さんの乳歯を抜く時は、歯医者さんの先生も永久歯が丈夫に生えてきますようにと思うばかりです!
そこで、今回はお子様の歯(永久歯)についての知識をご紹介します!!
予防歯科は近年インターネットやメディアから多くの情報を得られ、広まってきていると実感します。
しかしながら、脱落歯についての情報はまだまだ広まっていないと思います。
・・・そもそも脱落歯とは???
と思われた方もいるのではないでしょうか。
脱落歯とは、ぶつけたり、事故や何かで強い衝撃が加わり歯が根元から抜けてしまった状態です。
お子さんの場合は野球やミニバス、サッカークラブ活動などで、ぶつかったり、転倒して抜けてしまうことが多いようです。
もし、歯が抜けてしまったら出来るだけ早く歯医者さんに受診することが大切です。
歯医者さんでは、抜けてしまった歯を戻して治療をして歯を残せる場合もあります。
その際に、重要なポイントは以下の通りです!!(歯を残せる確率があがります)
1.出来るだけ早く歯医者さんに受診する(可能なら30分以内)
2.抜けた歯の根元は触らないようにする(歯の頭を持つ)
3.抜けた歯は保存液か、牛乳、なければ歯と唇の間に入れて歯医者さんまで持っていく(歯根膜を乾燥させないようにする)
1は、出来るだけ早いほうがいいですが歯以外にもっと重度な怪我をされていたり、緊急性がある場合はやむを得ない状況もあると思います。
2は、歯の根の周りには薄い膜(歯根膜)がありそれを傷つけないようにする為です。歯根膜とは、歯と骨を繋ぐ大切な組織です。この歯根膜が歯を残せるか大きな鍵となります!!脱落した際に、汚れてしまった場合は、歯の頭の部分を持ちさっと洗うだけにしてゴシゴシこすらないようにして下さい。
3は、2でもお伝えしたように歯根膜は大切な組織です。乾燥してしまうと組織が駄目になってしまいます。歯の専用の保存液があれば一番好ましいですが、ご家庭や出先ではないことのほうが多いです。(ちなみに与野の小学校の保健室には保存液は常備されているようです。)そんな時は牛乳(なるべく新しいもの)がよいとされています。それもない場合は唇と歯の間(下記写真参照)に傷つかないように入れて持っていくといいです。その後は歯医者さんで適切な治療や経過観察の為に通院が必要です。
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もしも、お子様の歯が抜けてしまったら・・・
このような知識があるかないかで大切なお子さんの永久歯が戻るか大きく変わってきます。
一番はこのような事が起きないことを願っていますが、備えあれば憂いなし!!ということでご紹介させて頂きました(^^)
最後に歯の保存液のご紹介です
ネオ製薬工業(株)
ご希望の方は伊藤歯科医院受付にてお尋ね下さい。
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