ドライマウスってなに?ドライマウスが引き起こす症状
投稿日:2024年2月21日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさん本日も伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さんはドライマウスって知っていますか?この名の通りさまざまな原因により、唾液の分泌量が減り口腔内が乾燥する病気です。
ドライマウスになってしまう原因は、糖尿病や腎不全、シェーグレン症候群など病気によって起こることやストレスや筋力の低下、薬による副作用などがあります。さらに薬の副作用でドライマウスになり口腔内が乾燥していることにストレスを感じると交感神経が優位になるため唾液が減少し、強いドライマウスになってしまうこともあります。
唾液を分泌する唾液腺は筋肉によって働きます。その筋肉が衰えると唾液の分泌量が減りドライマウスを引き起こします。現代では、ファストフードなど柔らかい食べ物が好まれる傾向があり咀嚼の回数が減少してしまいます。その為筋肉が衰えてしまうのでドライマウスになる人が増加傾向にあります。むし歯や義歯が合わないことで咀嚼回数が減ることも原因になります。ドライマウスはむし歯や歯周病だけでなく、誤嚥下性肺炎などの全身疾患を起こしてしまう可能性もあります。
ドライマウスの症状は口の中の粘つき、舌の痛み、口臭、乾いた食品を飲み込めない、食べ物を上手く飲み込めない、味覚障害などが挙げられます。特にわかりやすいのが舌がしわしわになる症状が出てしまうことです。口腔内が乾燥していると唾液の働きである細菌や食べかすを洗い流し口臭を予防する自浄作用や食後の酸性に傾いた状態を中性にする緩衝作用にが失われ感染症になりやすくなります。
ドライマウスを改善させるには、さまざまな原因を1つずつ取り除くことが大切です。糖尿病や腎不全、薬の副作用など複数の原因に対してさまざまな治療法を組み合わせます。ドライマウスは全身疾患の症状の1つとして現れることが多く、歯科と医科との連携が重要です。ドライアイと併発していれば眼科と更年期障害なら婦人科と連携して診ていきます。高血圧に用いられる降圧剤は口腔内を乾燥させることが多く、循環器内科と連携し薬剤の変更や減量で対処します。
ドライマウスにならないための対策をいくつか紹介します。
一つ目は口を閉じることです。
お口の中を潤し健康な口腔内を作りましょう!
さいたま市中央区でドライマウスの原因、ドライマウスの対策、気になることがございましたらぜひ伊藤歯科医院へお越しください。
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