歯並びが悪いのは遺伝?
投稿日:2021年11月5日
カテゴリ:スタッフブログ
お子さんの歯並びを気にしたことはありませんか?
お子さんの歯並びを決める要因にはお父さん、お母さんからの遺伝的なものと育ち方によるものが考えられます。
<遺伝的な要因>
ご両親から遺伝するのは、上下の骨格バランス、あごの大きさや骨の形、歯のサイズなどが影響を受けることがあります。特に親からの影響が強いのは、『受け口(反対咬合)』や『出っ歯(上顎前突)』などで
「歯並びが遺伝する」というより、「骨格や歯の生え方、大きさなどが遺伝します。親子の顔立ちはとても似ていませんか?それは顔を作る土台が似ているためです。親のあごが小さく歯が並びきらずにガタガタしている場合、やはりお子さんのあごも小さいことが多いので同じように歯がガタガタしてくることが予想されます。ただ、歯並びの悪さは遺伝だけで決まるものではありません。遺伝は一つの要因です。
<環境的な要因>
子どもの歯並びが悪くなるのは、遺伝だけではなく小さい頃の生活習慣も関係しています。
①お口周りの癖
子供の場合、指をしゃぶる習慣を長く続けていると上下の前歯の間が開く『開咬(かいこう)』につながっていきます。指の吸引によって上あごが狭くなりどちらかにあごを寄せて噛む癖も出てくるためにあごの横ズレへとつながることもあります。
唇を巻き込んだり、噛んだりするクセがあると「出っ歯」になる原因になります。他にも、「唇や爪、毛布やタオルを噛むクセ」「口の中の舌の癖」なども歯並びに影響します。
②食事の仕方
お口を閉じて奥歯でしっかり噛みしめているでしょうか?くちゃくちゃと口を開けて食べているときは鼻が通りにくく口呼吸になっている可能性があります。
また、歯が生えてくるときの違和感で片方ばかりで噛むクセが出ることがあります。片方噛みが続くとあごの横ズレにつながることがありますので、お子様が食事をするところを見てみて下さい。
その他のも様々な原因はありますのでお子様の歯並びで相談したい方はぜひ伊藤歯科医院までご連絡下さい。
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