虫歯ができるまで、予防まで徹底解説！

こんにちは。本日も伊藤歯科医院へお越し頂きありがとうございます。

本日は虫歯ができる経緯とその予防についてお話しさせていただきます。

まず虫歯は経過観察から初期、中期、後期、末期と段階があります。

ここから詳しく説明していきます。

CO(要観察)

状態は歯の表面のエナメル層が白く濁ってくるか、変色があります。

痛みは無く、歯磨きの徹底とフッ化物の使用で元に戻る可能性があります。

フロスなど、歯磨きを頑張りましょう！

状態は歯の表面のエナメル質だけが溶けた状態です。

少し黒ずんでくるが自覚症状が無く、気づかない人が多いです。

削るかどうかは、歯の状態や歯医者さんの判断で変わります。

歯医者さんで相談しましょう。

C2（中期）

象牙質にむし歯が達した状態です。

冷たい物や甘い物などがしみてきます。

虫歯のとこを削って除去し、詰め物をする必要があります。

C3（後期）

虫歯が神経（歯髄）に達して炎症を起こした状態です。

熱い物がしみたり、何もしなくてもズキズキと激しい痛みがあります。

虫歯の部分を大きく削り、歯髄を取り除く必要があります。

さらに歯根管（歯髄の入っている管）に薬を詰める処置を行います。

C4（末期）

歯髄が死んでしまい、放置すると歯根の先が化膿します。

歯髄が死ぬため、歯の強い痛みなどはありません。

歯根の先の炎症の為、歯ぐきが腫れたりします。

多くの場合、抜歯する事になります。

こちらも歯医者さんで要相談となります。

★虫歯ができるまで★

①虫歯菌が食べかすをエサにして、歯の周りにネバネバしたプラーク（歯石）を作ります。

②虫歯菌がプラークの中でさらに増殖し、酸をだして歯の表面を溶かします。

③溶けた歯の表面は、最初は唾液の作用で修復されるが、だんだん追いつかなくなり、むし歯になります。

このようにして、虫歯ができていきます。

大切な歯を守る為の効果的な予防方法を説明していきます！

・食べたら磨くが基本です。

特に睡眠中は唾液の分泌量が減り、虫歯菌の活動が活発になるので、寝る前は必ず丁寧に磨くようにしましょう。

・食事やあやつは決められた時間に

だらだら食べは虫歯の原因になります。

規則正しい食生活を送りましょう。

・よく噛んで唾液をだす

だ液には口の中の洗口、殺菌効果や歯の修復作用があります。

・鼻で呼吸する

口呼吸をすると、口の中が乾きやすい。

汚れを洗い流す働きが弱まってしまいます。

・磨き残しゼロの歯みがきを

歯医者さんで正しい歯磨きについて教わりましょう。

歯医者さんでの定期検診がとても重要になりますので健診へ行きましょう！

さいたま市　歯科健診　は伊藤歯科医院へお越しください。