歯の異常歯【カラベリー結節③】
投稿日:2021年6月11日
カテゴリ:スタッフブログ
前回に引き続き【カラベリー結節】についてお話していきます。
【カラベリー結節】の対策
対策としてはまずご自身の歯がどのような形態のものがあるか把握しておくことがムシ歯対策の近道です。歯科医院での衛生指導にてメインテナンス時にしっかり診てもらい教えてもらいましょう。以前お伝えしてきたシーラントがここでも活躍します。しかし必ずしもやったほうが良いというわけではありませんが、やっておいたほうが無難かもしれません。大人になってから行うのではなく、ムシ歯は歯の萌出時期(歯の生え出る時期)が1番ムシ歯に侵されやすい為未然に防ぐ為にもシーラントは生えてきて溝が完全に露出した時点で行うことがベストでしょう。後々でシーラントを行うことももちろん可能ですが、溝には着色も付きやすく一度付いてしまった溝の着色はほとんど取れないことが多いです。また、着色があると余計に歯垢も付きやすくなるのでなるべく早めに処置しておいた方が良いでしょう。シーラントを行うことで歯垢・着色の侵入を防ぎなだらかになることで歯ブラシも当てやすくなります。
上記のことから大人の方はシーラントがまず可能かどうか、不可能の場合(既に着色が定着している場合は行わないことがあります)は歯ブラシの当て方、自分に合った歯ブラシの種類等を衛生指導で教えてもらいましょう。普段から歯科医院へ通院されている方はメインテナンス時に聞いていただけると良いと思われます。衛生指導は子様のみならず老若男女全ての方が対象となります。その際普段使われている歯ブラシを持ち込まれていただけるとより詳しくお伝えできるかと思います。
【カラベリー結節】の特徴に似たものがある方、今まで歯科医院で診てもらったことがない方、歯の衛生指導を受けたことがない方はぜひ歯の健康診断を受けに歯科医院にお尋ね下さい。
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