ブラキシズムについて
投稿日:2019年10月25日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは! みなさんはブラキシズムというのを聞いたことはありますか?
ブラキシズムとは、”歯ぎしり”や”咬みしめ”のことを総称していうのですが、このブラキシズムで歯を失うことがあるということをご存知でしょうか?
まず、歯ぎしりは、睡眠中に行っていることなので、自覚するのは難しく、周囲の人に知らされて、はじめて気づくことがほとんどです。
次に、咬みしめは、日中、夜間に関わらず、無意識のうちに歯を食いしばってしまうものです。
ブラキシズムは、歯、歯茎、歯槽骨(歯を支える骨)とその周囲組織にさまざまな影響や弊害を及ぼします。
まず、歯が削れてしまうことで、知覚過敏が起こりやすくなります。さらに強い力がかかると歯が割れてしまうことがあり、割れてしまうと、残念ながら抜歯しなければならないことが多くなります。
また、歯周病にかかっている歯に、ブラキシズムによって大きな力が加わると、急速に歯周病が悪化することがあります。
その他、顎が痛くなったり、顔の筋肉が強張ったり、頭痛や肩こりといった症状を引き起こすことがあります。
では、ブラキシズムへどういう対応をしていけばよいのでしょうか?
夜の歯ぎしりや咬みしめから歯や顎を守るためには、ナイトガードが有効です。
また、日中は、「咬みしめていること」を念頭におき、意識化することが大切です。咬み合わせていることに気づいたら、上下の歯を離し、合わせないようにしましょう。
さいたま市中央区で、ブラキシズムについて相談したい方は、お気軽に伊藤歯科医院へお越しください!
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