歯の異常歯について 【中心結節 (ちゅうしんけっせつ)①】
投稿日:2020年10月15日
カテゴリ:スタッフブログ
【中心結節】とはなにか
この言葉に聞き覚えのある方は歯科に携わる方以外あまりいないかと思われます。
しかし【中心結節】はけして珍しい【異常形態】でもありません。
あったからといっても気づかずに生活を送っている方も多くいることでしょう。
歯の形態で溝の中心に【突起】のようなものがあったらまず【中心結節】で間違いないと思われます。あったからといってすぐに何かしらの症状が出る訳ではないですが、念の為に予防しておくことが必要です。
気をつけなければいけない【時期】
【中心結節】は永久歯(大人の歯)の【小臼歯(真ん中から数えて4・5番目の歯)】に1~4%の確率で出現します。
出現時期はこの歯が【生え替わる10歳前後】くらいでしょう。1本あると他の同じ小臼歯も出現確立があがるので生え替わる時期はよくお口の中を確認しておいた方が良いでしょう。
【中心結節】注意したほうが良いところとは
上記にもお伝えしたしましたが、突起があるのがこの異常歯の最大の特徴です。
この突起があることによって、硬い物を食べた時歯が折れる危険性があります。また、ただ折れるだけならば形態修正すればいいだけのはなしで済みますが、突起の中にまで神経が通っていた場合最悪抜髄(神経を取る治療)になってしまう可能性があります。そうならない為にも
いくつか予防的処置が必要です。
ご自身の歯またはお子様の歯で気になることがありましたら さいたま市 健診 歯の形 で検索してみて下さい
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