歯磨きで血が出る!原因や対処法について
投稿日:2025年4月14日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちはいつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は歯磨きの際の出血についてお話ししていきます。
歯磨きが終わった後歯ぐきから血が出るという方はいらっしゃいますか?通常健康な歯ぐきであれば出血することはないため、出血があると驚いてしまう方もいらっしゃると思います。
・まず出血の原因についてご説明します。
歯磨きで出血する原因で最も多いものは歯ぐきの炎症によるものです。歯と歯ぐきの境目に汚れが残っている状態が続くと歯肉炎や歯周炎になり歯ぐきが腫れ、少ない刺激でも出血してしまいます。
また歯磨きの際の力加減が強く歯ぐきを傷つけてしまったことにより出血する場合もあります。その他の原因として「内服薬」や「全身疾患」、「ホルモンバランスの乱れ」や「身体の疲れなどによる免疫力の低下」により出血することがあります。
・次に出血のある場合の対処法です。
歯肉炎や歯周炎により歯ぐきに炎症がある場合は出血があるからといって歯磨きを避けてしまうと、汚れが溜まってしまいさらに状態が悪くなってしまうので歯磨きは続けましょう。その際歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目にしっかりと沿わせて優しく丁寧に磨くことが重要です。正しく歯磨きを行い、汚れの少ない状態が続くと徐々に歯ぐきの炎症がおさまり出血が少なくなります。また歯磨きの際、抗炎症作用のある歯磨き粉や洗口液を合わせて使用することやフロスや歯間ブラシなどの補助的な道具を活用するとより炎症の改善に効果的です。
歯磨きの際の力の入れ過ぎにより歯ぐきが傷ついてしまっている場合は傷ついているところは特に丁寧に力加減に注意して磨くことや毛の硬さがやわらかめの歯ブラシを選択する、力を分散できるようヘッドが大きめの歯ブラシを使用するなどの対策を行いましょう。ながら磨きは余計な力が入ってしまうことや正しい場所を磨けていないことがあるため歯磨きに集中して鏡で確認して磨くようにしましょう。
免疫力の低下が原因の場合はストレスを発散させる、生活習慣の改善や睡眠をしっかりとるなど身体を休めて規則正しい生活を心がけましょう。
歯磨きの際に出血がみられた場合はそのままにせず歯科医院にお気軽にご相談ください。歯ぐきの状態の確認を行い、状態に合わせて歯磨きの仕方やお口に合った歯ブラシなどのアドバイスをさせていただきます。
歯磨きでの出血や歯ブラシ選びなどでお悩みの方は是非伊藤歯科医院にお越し下さい。
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