お子様の注意したい永久歯の生え方|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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お子様の注意したい永久歯の生え方

投稿日:2024年8月5日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは!8月にはいりさらに暑い日が続いていますね。室内でも油断せず水分補給をしっかりとし、熱中症対策をしていきましょう!

今回はお子様の永久歯の注意したい生え方についてお話していきたいと思います。

お口や顎の成長が著しいとされる学童期。この成長の変化にともなってみられるのが、永久歯の生え方の異常です。歯の生えかわりの時期に特に注意したいポイントをお話していきます。

1.乳歯の残存と下顎の永久歯の舌側転位

乳歯が残ったままその後ろから永久歯が生えてしまい、一時的に2本の歯が重なっている状態です。永久歯が内側から生えてくるのは異常ではありませんが、乳歯が抜けずそのままにしていると歯並びに影響がでることがあるためはやめの処置をおすすめしています。

2.永久歯の萌出遅延

何かが原因して永久歯がなかなか生えてこない状態を萌出遅延といいます。永久歯の萌出の大幅な遅れによって隣にある永久歯や歯並び、噛み合わせなどさまざまな影響がでることがあります。長い期間永久歯が生えてこないと気づいたら一度レントゲンを撮ることをおすすめしてます。

3.第一大臼歯の異所萌出

歯が本来生えるべきところに生えてこなかったり、大きく傾いた状態で生えてくることを指します。みなさん聞いたことあるかもしれませんが八重歯はまさに異所萌出のことです。八重歯よりもはやい時期に起こるのが第一大臼歯(6歳臼歯)の異所萌出です。これにより、第一大臼歯が遅れて生えてきたり、完全に生えてこない状態のままで対の歯と噛み合ってしまうこともあります。

4.永久歯の過剰歯

過剰歯とは、正常な歯の数より多く存在する歯のことです。上の前歯に最もよくみられ、乳歯の時期に発見されることも多いです。その後の永久歯の生えかわりや歯並びに大きな影響を与えます。永久歯が生えてくる場所に過剰歯が生えてきて邪魔をしてしまったり、歯並びが乱れたり、隙間が広くなって前歯が離れてしまうなどが起こりえます。当院では5〜6歳頃のお子様を対象に前歯のレントゲンをお撮りして過剰歯の有無を確認しています。

5.永久歯の先天欠如

先天欠如とは、何かが原因で顎の中に歯が作られていないことをいいます。上の歯よりも下の歯に起こることが多く、約10人に1人の割合でみられることがわかっています。先天欠如がある場合は、乳歯を永久歯の代わりとして長く使う必要があるため、乳歯をむし歯にしないよう徹底的な歯磨きなどのセルフケアや定期健診やクリーニングなどのプロフェッショナルケアが必要になります。

このように、大人になってからの歯並びや噛み合わせの異常は子供の頃の歯の生えかわり時期に起こるトラブルが関わっていることが多いと言われています。しかも、永久歯列の完成とともに問題が大きくなることもあります。そのため早期に発見することが重要になります。そのためには3ヶ月に1度のかかりつけの歯科医院に受診することが大切です。一生を共にしていくお口なので、早い段階で悪いところを取り除き、何歳になってもしっかりと自分の歯で噛んでお食事を楽しめるようにしていきましょう!!

さいたま市 中央区 鈴谷 お子様の歯並び 永久歯など気になるかたぜひお越しください。

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