矯正治療中の虫歯と歯肉炎|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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矯正治療中の虫歯と歯肉炎

投稿日:2020年11月7日

カテゴリ:スタッフブログ

・虫歯のでき方

口の中では、食べかすが虫歯菌 によって『歯垢』にかわり、さらに歯垢の中で虫歯菌が繁殖します。
この虫歯菌が食べ物のなかの『砂糖』などを栄養として「酸」をつくります。
この酸によって、歯の表面からミネラル成分が溶け出します。これが虫歯の始まりです。
・『量』ではなく『回数』
ハミガキで虫歯予防は当然ですが、その他にも虫歯になりにくい規則正しい食生活を送ることが大切です。
食べ物を口にて、口の中の酸の濃度が最もあがるのが、食後5~20分です。その後、新しい唾液が出ることで徐々に酸の濃度は下がり、唾液によって溶けた歯は元に戻ります。(再石灰化)
だらだら食べていると、常に口の中が酸性になって、虫歯になりやすくなります。
口に入れるものの「量」ではなく、「回数」が虫歯になる原因となるのです。
・虫歯になりやすい時期
永久歯は、生えたての時期は歯の質が弱く、時間が経つにつれて成熟して強くなります。
この十代の前半を虫歯にせずに乗り切ることができるかどうかで、歯の一生が決まってしまいます。矯正治療をする機会が多いこの時期に、正しい生活で虫歯を予防しましょう。
・歯肉炎
歯と歯肉の隙間の部分に歯垢がたまると、中の細菌の出す毒素などが、歯肉を攻撃します。それに対して、歯肉が網の目のように小さい血管でバリアを作ります。これが赤くはれたものが歯肉炎です。
丁寧に歯垢を取り除き、正しいハミガキを続けていけば、赤くはれた歯肉は元に戻ります。
これを放置しておくと、歯垢は固まって歯石となり、歯ブラシではとれなくなって、歯肉炎が続いてしまいます。定期的に歯科医院での歯石除去をしましょう。

さいたま市中央区で歯肉炎が気になる方は、伊藤歯科医院でお待ちしております。

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