スポーツと歯の関係
投稿日:2023年10月11日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、スポーツと歯の関係についてお話しさせていただきます。
皆様、日頃よりスポーツはされていますか?
軽い運動でも、習慣付けると健康にいいと言われています。
日本では、以前はスポーツをする上で歯やかむことがベストパフォーマンスに繋がるとは考えられて
いませんでした。その流れが変わったのが、1998年のバンコクアジア競技大会。
歯のトラブルにより、本来の力を発揮することができなかった選手がいたそうです。
それ以降、オリンピック委員会より選手の歯科検診が義務付けられるようになりました。
その後、2011年に施工されたスポーツ基本法(平成23年法律第78号)(条文)の
第三章 基本的施策
「第一節 スポーツの推進のための基礎的条件の整備等」
にて歯学がスポーツにおいても重要な役割を担っていることが記されています。
やはり、かむことは健康を維持するためにはとても重要なことだとわかります。
また、かむという刺激が、頭やあごの骨、顔の筋肉の発育を促し、表情豊かな顔をつくるほか、
大脳の働きを活性化します。
さらに、硬い物をかみくだく爽快感はストレス解消になると言われているそうです。
しっかり噛むことでたくさんの効果が現れます。
①筋力向上
重いものを持ち上げる時などに力を入れようとすると、自然と口の周りにも力が入りませんか?
歯をしっかりと食いしばることで、筋力が4~6%程度アップすると言われています。
スポーツをしている時も、噛み合わせが悪いとパフォーマンスが低下します。
私も日々スポーツをしていますが、意識してみると奥歯でグッと食いしばっているタイミングが分か
ります。
上下の歯が合わさると、「噛んだ」という情報が、脳に伝達され、
身体を動かす「骨格筋」などの反応や動きに影響を与えると言われています。
スポーツをする方は意識してみると意外と食いしばっているのがわかります。
②重心、姿勢の安定
上下の歯でしっかりと噛めている場合と、噛み合わせが悪い場合とでは、重心の安定に違いが出て
きます。
前歯を当てるのではなく、しっかり奥で噛んでいるのを感じてください。
また歯を噛みしめると、首にある胸鎖乳突筋などが発達し首が安定します。
首が安定すると身体の軸がぶれないので、視線が定まるためベストパフォーマンスにつながります。
③集中力向上
噛むことで認知機能を司る前頭前野の血流がよくなり、集中力と判断力が高められます。
よくスポーツ選手がガムを噛んでいることがありますが、これも集中力の向上に繋がっています。
このように、スポーツをする上でかむことは非常に大切なことがわかります。
当院では治療の際、噛み合わせのチェックもしております。
また、歯科専売のキシリトール100%ガムも販売しております。
さいたま市中央区で噛み合わせ が気になる方、100%キシリトールガムを購入される方は
是非当院にお越しください。
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