歯列矯正中のおすすめの歯ブラシ
投稿日:2024年12月2日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
歯列矯正をされている方はいらっしゃいますか?
歯列矯正をすると審美性が上がるだけではなく、歯ブラシがおこないやすくなるためむし歯や歯周病の予防効果が高まります。また、咬み合わせも安定するため効率よく咀嚼することができ消化器官への負担を軽減できます。結果健康維持にも繋がります。
今日は歯列矯正をされている方向けに矯正中の歯ブラシについてお話をしていきます。
矯正装置には取り外しのできるものと、できないものがあります。
取り外しのできるものの代表としてマウスピース矯正、床矯正などがあげられます。 この場合は装置を外し、普段と同じように歯を磨きましょう。 外した装置は水洗いをした後、歯ブラシにて汚れを落としてください。装置に歯石など硬い汚れがついてしまった場合は歯科医院にお持ちいただければ綺麗にすることができます。 また、歯磨き粉をを使用してしまうと細かい傷ができてしまいそこに細菌が入り込み、匂いの原因になってしまうので控えましょう。 匂いが気になる時はマウスピースや床矯正などの専用の洗浄剤を使用してください。
続いて、取り外しできないものの代表としてワイヤー矯正などがあげられます。
ワイヤー矯正中はワイヤーやブラケットなどの装置周辺に汚れがつきやすくなります。歯ブラシのみでは磨き残しが出る可能性が高いため補助用具を併用することで綺麗に磨くことができます。
ワンタフトブラシ(ひと束の筆のようになっているブラシ)は歯と歯茎の境目を磨くことができます。また、ブラケットの周りの汚れを落とすこともできます。軽くなぞるように数回当ててください。
歯間ブラシ(歯と歯の間の隙間を磨くブラシ)はワイヤーと歯の間などを磨く時に最適です。太さが様々あるのでご自身に合ったものを選びましょう。
また、ワイヤー矯正中は普通のフロス(歯と歯の間の汚れを落とす)は通しにくくなります。通せるところは普通のフロスを通し、難しいところにはスーパーフロスを使用します。スーパーフロスは先端が硬く、中央部分がスポンジ状になっており汚れを絡め取ってくれます。硬い部分でワイヤーの下にくぐらせスポンジ部分まで通し前後に動かしながら汚れを落としていきます。
また、ガムチャックスを使用することにより歯と歯の間を汚れが落ちやすくなります。
歯ブラシや補助用具のやり方、選び方について歯科衛生士からアドバイスすることもできます。
ご自宅でのケアと歯科医院での定期的なクリーニングをすることでより口腔内を維持することができます。 矯正中は磨きにくさからむし歯のリスクが上がってしまいます。
また、歯ブラシをしっかりしてむし歯を予防し、いい歯並びを手に入れましょう!
さいたま市中央区 矯正 ご希望の方は伊藤歯科医院までお越しください。
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