歯に付く着色
投稿日:2021年9月17日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは。今日は、歯に付く着色(ステイン)についてお話しします。
歯の表面には、エナメル質を覆っているペリクルという無色透明の唾液由来のタンパク質の薄い膜が存在します。ペリクルは、エナメル質の保護作用がありますが、食品に含まれるポリフェノール成分と結びつくと、色素が沈着し着色汚れになります。
ポリフェノールが多く含まれる食品には、コーヒー・緑茶・赤ワイン・カレー・チョコレートなどがあります。
また、タバコに含まれるタールもペリクルと結びつきやすく、頑固な着色となります。
これらが、日々の生活で少しずつ蓄積されて着色になるので、色の濃い物を食べたり、タバコを吸った後は、すぐに口をすすいだり、歯磨きをして蓄積しないように心がけることが大切です。
歯の表面はツルツルしていた方が、着色は付きにくいとされているので、歯科医院でのクリーニングを受けることで、着色を除去したり、歯面をなめらかにすることをおすすめします。
お口の中で気になることがありましたら、さいたま市中央区歯科 伊藤歯科医院までご連絡下さい。
■ 他の記事を読む■