妊娠中はむし歯や歯周病にかかりやすいわけ
投稿日:2023年5月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。本日も伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、妊娠中にかかりやすい虫歯や歯周病について説明していきます。
★女性ホルモンが増える★
女性ホルモンが急増する事で歯周病菌が増殖し、歯周病になりやすい。
★唾液が粘つく★
ネバネバした唾液は自浄作用が働かず、口の中が汚れやすい。
★歯磨きが不十分★
つわりの影響で歯磨きがおろそかになりやすい。
★食事の回数が増える★
つわりなどで、「だらだら食べ」になりやすく、口の中に食べかすが残りやすい。
≪お母さんのむし歯や歯周病が、お腹にいる赤ちゃんにも影響する!!≫
歯周病にかかっていると、早産(22~36週で出産)や低体重児出産(出生体重2500g未満)につながるおそれがあります。
妊娠中は、生まれてくる赤ちゃんのためにも、これまで以上に歯と口のケアに努めましょう。
≪妊娠期のお口のケア≫
☆妊婦歯科健診を受けましょう!☆
つわりがおさまって、体重が安定してくる時期(おおむね妊娠4~8ヶ月ごろ)に歯科健診を受け、必要な医療済ませておきましょう。
多くの市区町村で妊婦歯科健診を実施していますので、この機会に是非受けましょう。
☆栄養バランスの良い食事が赤ちゃんの歯を強く育てる☆
赤ちゃんの歯は、生まれてから作られると思われがちですが、実はお母さんのおなかの中ですでに生える準備をしています。
生れてくる赤ちゃんに丈夫な歯をプレゼントするためにも、栄養バランス良い食事を心掛けましょう。
《妊娠期の歯磨きテクニック》
体調が悪い時は、こまめにぶくぶくうがいをするだけでも効果的です。
体調が良い時に、しっかりと歯を磨くようにしましょう。
歯ブラシ⇒ヘッドの小さなものを選ぶ。
歯磨き剤⇒香料、味が強い物は避ける。
歯磨きの姿勢⇒唾液が喉に流れると気持ち悪くなりやすいため、洗面台の前で下を向き、奥歯から磨く。
辛い時には無理をせず、食後にこだわらず、体調が良い時にしっかり歯磨きをしましょう。
油断をするとむし歯や歯周病になるので注意して下さい。
《健康な毎日は、健康なお口から》
みなさんは自分の歯と口に、きになるところはありませんか?
ご飯を食べたり、おしゃべりしたり、いきいきとした表情を作ったりと、歯と口はとても大切な役割を持っています。
いつまでも歯と口の健康を保つために、自分のお口のケアについて見直してみましょう!
歯医者に行くのを後回しにしていると、進行してしまう可能性があります。
歯で気になる事があればはやめに受診しましょう。
さいたま市 妊婦歯科健診 は伊藤歯科医院へお越しください。
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