むし歯の進み方
投稿日:2021年8月13日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は虫歯の進み方についてお話ししていきます。
まず、虫歯になるまでのお話しを、詳しくします。
1・虫歯菌が食べかす(糖分)をエサにして、歯の周りにネバネバしたプラークを作る。
2・虫歯がプラークの中でさらに増殖し、酸をだして歯の表面を溶かす。
3・溶けた歯の表面は、最初は唾液の作用で修復されるが、だんだん追いつかなくなり、むし歯になる。
★むし歯の進み方★
CO(要観察)
状態:歯の表面のエナメル質が白くにごってくるか変色がある
症状:痛みは無い
治療:歯磨きの徹底とフッ化物の使用などで元に戻る可能性がある。
C1(初期)
状態:歯の表面のエナメル質だけが溶けた状態
症状:少し黒ずんでくるが自覚がなく、気づかない人が多い。
治療:削るかどうかは、歯の状態や歯科医の判断で変わる。
C2(中期)
状態:象牙質に虫歯が達成した状態
症状:冷たい物や甘い物がしみる
治療:虫歯の部分を削って除去し、詰め物をする。
C3(後期)
状態:虫歯が神経に達して炎症を起こした状態
症状:熱い物がしみたり、何もしなくてもズキズキ痛む。
治療:虫歯部分を大きく削り、歯髄を取り除く。
C4(末期)
状態:歯髄が死んでしまい、放置すると歯根の先が化膿すりる
症状:歯髄が死ぬため、歯の強い痛みはなくなるが、歯ぐきが腫れたりする。
治療:多くの場合抜歯する。
このように虫歯を放置しすぎると歯を抜かなくてはなりません。
初期の虫歯は気付かない事が多いので、定期健診をおすすめします。
むし歯でお困りの方は伊藤歯科医院へご来院下さい。
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