砂糖は悪者なのか
投稿日:2021年11月22日
カテゴリ:スタッフブログ
むし歯になる原因として砂糖がよくあげられていますね。
確かにむし歯のもとのミュータンス菌と砂糖が一緒になって、水に溶けにくい”プラーク”というものになり歯にくっつきます。
そしてプラークの中の”ミュータンス”が酸を出して,歯を溶かしてしまい穴が空いてむし歯になってしまいます。
今回の砂糖についての話題に戻しましょう。
砂糖はむし歯の原因として悪者扱いされていますが、歯の上に砂糖をのせておいても歯に穴はあきません。先程もお話ししたように、砂糖と口の中にあるミュータンス菌がくっつくことによりむし歯になるのです。大量の砂糖がなければ病原性は示さないといわれております。
いけないのはたくさんの砂糖なのです。問題は程度なのです。
砂糖は食べないと死んでしまう必須栄養素ではないので、必要量というのはありません。これ以上食べると体に良くない限度量があるのです。
大人は50g以上の砂糖は危険と言われているので、子どもはもっと少ないはずですね。
ケーキ1つ、アイスクリーム1つには20~30gの砂糖が入っています。3度の食事にも含まれているので、毎日ジュースやケーキを食べるのはよくありません。
むし歯になってしまったら“身体もあぶない”という警告だと考えてください。
むし歯のない事は健康を保つ上でもバロメーターの役割にもなりますね。
むし歯で心配なことがありましたら伊藤歯科医院まで。
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