むし歯治療した歯がまたむし歯に?|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

抜かない・削らない治療

お問い合わせ・メール相談

駐車場13台

訪問歯科対応

キッズルーム

048-857-5441

予約制埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-11-12

むし歯治療した歯がまたむし歯に?

投稿日:2024年8月9日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、むし歯治療をした歯についてのお話をさせていただきます。
みなさんは、一度むし歯治療をした歯がまたむし歯になってしまった経験はありますか?
どうしてむし歯治療をおこなったのにまたむし歯になってしまうのでしょうか。
その原因について説明します。
 
①詰め物と歯の間にすき間ができてしまう
むし歯治療をする際には、むし歯の部分を削り取り、詰め物をします。詰め物は、歯科用セメントを用いてしっかりと接着をおこないます。
しかし、保険適用の銀色の詰め物は厳密に言うと歯質とぴったりと適合するのが難しいといわれているのです。長年使っていると、さらにすき間ができていくのでそこからむし歯の菌が入り込んでしまうことで再度むし歯ができてしまい、進行してしまいます。
②詰め物とセメントが劣化してしまう
保険適用の銀色の詰め物と接着するためのセメントは、経年劣化が起こるので平均的な寿命は5〜7年といわれています。
毎日のお食事や、咬合により詰め物は膨張や収縮が繰り返し起きています。そのため経年劣化が起きてしまうのです。
長年使っていればいるほど詰め物と歯の間にできるわずかなすき間や段差からむし歯菌が、入り込んで再度むし歯になってしまうのです。
③詰め物が変形してしまう
日常的に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、詰め物が変形をしたりずれてしまう原因につながります。変形やずれが起きた場所に詰め物と歯の間にすき間ができることで、そこからむし歯菌が入り込んでしまうのです。
歯ぎしり・食いしばりは、自分では気づかずにしている方が沢山いらっしゃいます。何かに集中している時や、寝ている間に無意識にしてしまいます。そのため気づかないうちに詰め物に負担がかかり、変形の原因になっていることがあるのです。
ご自身で歯ぎしり・食いしばりを治すのは難しいことがありますので、その際はマウスピースを歯につけることで、詰め物だけでなく歯への負担を減らすことができます。
④手入れ不足になっている

銀色の詰め物は、ご自身の歯に比べて表面に汚れが付きやすいと言われいます。それに加えて、詰め物の表面は傷が付きやすいので目に見えない傷がたくさんある為に汚れが取り除きにくくなっているのです。使っている年数が長いほど傷が増えるので歯ブラシで軽く磨いただけでは落ちにくいです。丁寧なお手入れを行なわないとむし歯のリスクも高まってしまいます。

 

以上が、むし歯を治した歯が再びむし歯になる主な原因になります。

せっかくむし歯治療をした歯が再びむし歯にならないように定期的な検診をおこなうようにしましょう。

 

さいたま市中央区で定期検診の歯科医院をお探しの方は、伊藤歯科医院へご来院ください。

トップへ戻る