頭痛かと思ったら顎関節症?
投稿日:2020年9月25日
カテゴリ:スタッフブログ
これまでにも何度かお伝えしてきましたが、今回は顎関節症についての復習と
何回かに分けて少し細かいところまでお伝えできればと思います。
顎が痛いって聞いてもあまりピンとこない方もいるかと思いますが、
顎の関節は耳の少し前にある、口を大きく開けたり閉じたりしたときに動く部分になります。
なので、何科に行ったらよいのか迷われる方もいらっしゃいますが、歯科の専門分野になります。
あと、顎関節症と一言で言ってもその関節部分が痛いものだけではありません。
今回はそのあたりをもう少し堀りさげてお伝えしていきます。
そもそも顎関節症とは、
顎関節や咀嚼筋(噛むための筋肉)のいたみ、
ガクガク音が鳴る、口があかなくなる、
などを主な症状とする慢性疾患
をまとめたものにあたります。
つまりは、顎の関節の周りの組織の以上も顎関節症という診断になるのです。
1型:咀嚼筋障害
2型:関節包・靭帯障害
3型:関節円板障害
4型:変形性関節症
5型:1~4型に該当しないもの
上のようにいくつにも分類されていて、診断名として幅広いため
頭痛の原因が顎関節症だったりすることもないとは言い切れません。
この判別は難しいと思いますので、
心当たりのある方は専門家の診察・検診を受けることをおすすめします。
南与野・与野本町の歯科検診はぜひ伊藤歯科医院まで
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