歯ブラシだけでは汚れは落ちないの?
投稿日:2022年6月2日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
伊藤歯科医院ブログをご覧いただきありがとうございます。
みなさん口腔ケアをする際、歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具はお使いですか?
実はどんなに歯ブラシが上手な方でも歯ブラシだけだと6割程度しかプラーク(歯垢)が取れないと言われています。
歯周病やむし歯のリスクを下げるためには、
プラーク除去率を最低でも8割以上、できれば9割前後にすることが望ましいとされています。
そのため歯ブラシだけでは、むし歯や歯周病予防の効果はあまり多く期待できないと言われています。
歯ブラシは歯の表面のプラークや汚れは取り除けますが、歯と歯の間には歯ブラシの毛先が届きにくくプラークが残りやすいです。
そのためデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具の使用が大切です。
ある研究によるプラーク除去率は
歯ブラシのみ 61.2%
歯ブラシ+デンタルフロス 79.0%
歯ブラシ+歯間ブラシ 84.6%
と言われています。
しかし日本人はフロスという名前は知っていても実際に使っている方が少なく
使用率は約2割程度。海外の方は約7割の方がデンタルフロスを用いています。
日本人は歯が痛くなったりむし歯になったら歯医者に行く。という意識を持つ方が多いため口腔ケア対する意識が低いと言われています。
歯ブラシの他に自分に合った補助清掃用具がわからない方は定期検診を受けて歯科衛生士さんから教えてもらいましょう!
さいたま市南与野で歯科定期検診をお探しの方はぜひ伊藤歯科医院までお越し下さい。
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